国語科部会


部会の紹介

 宮澤賢治の「雨ニモマケズ」は昔から教科書に取り上げられているので、ご存知の方も多いでしょう。古典は、古典としてしっかりと教育の現場に残っていて、いつの時代も子どもたちの胸をうち、耳にそして心の中に残っていくものだと思います。
 かたや、世の中には「流行語」なるものが流行っています。ちょっとした言葉で、その場が和む、そんな場面もよく見受けられます。古典がよくて、流行語や若者言葉はけしからん、という訳ではなく、言葉は生きていますから、いつか広辞苑にも、若者が使っている言葉が載る時代が来るでしょう。
 ただ、簡単な言葉しか知らないために、相手に自分の意図していることが伝わらなかったりするのは問題です。どのように相手に自分の思っていることを伝えていくのか。
 教育の現場での情報を持ち寄り、表現力の向上のために、私たちは研修を積んでいきます。

活動内容

 昨年度は各園校から教育の重点とカリキュラムの報告を行い、幼稚園から高等専修学校までの教育内容を共有しました。今年度はそれぞれの園校で行っている教育実践について報告し合います。ICTの活用や教科間のコラボレーション授業、書くこと・表現することの指導など、最新の取り組みから学び合い、日々の教育に活かしていきます。

年間計画は以下のとおりです。
 第1回 年間のテーマ設定
 第2回 実践報告(幼稚園、高等専修学校)
 第3回 実践報告(小学校-1、中学校)
 第4回 実践報告(小学校-2)

主任より一言(中学校 藤脇沙和)

 今年度、国語部会では各園校の最新の教育実践について報告し合います。部会では幼稚園から高等専修学校まで、幅広い年齢層に対する指導が報告されますが、どの取り組みからも学ぶところが多くあります。様々な活動の基礎となる国語の力をよりよく伸ばすために、有意義な情報交換の場としていきたいと思います。

 

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