校長の独り言【8】 



 本日、創立20周年記念公開セミナーをスカラーホールにて開催します。北は福島県から南は広島県までの先生方にご参加をいただける予定になっています。
公開セミナーの詳細については、各学校に郵送いたしましたご案内文をお読みください。

               創立20周年記念公開セミナー
                平成18年7月7日(金)
             テーマ:障害のある生徒の進路指導を考える

 今年度、本校は創立20周年を迎えました。
 1986年(昭和61年)に付属校である武蔵野東中学校の第1期生の卒業年度に合わせ、自閉児の社会自立の為の最終教育現場として、広く公立中学校から健康な生徒を募集し混合教育という人間教育にとって最高のステージと、専修学校の目的である職業教育を展開する学校として誕生いたしました。 
 折しも、20年が経過した現在、特別支援教育の推進が叫ばれ、発達障害者支援法、障害者自立支援法が成立施行されました。このことにより、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害など、発達障害のある生徒を必然的に各学種の学校は受け入れなければならない現状があります。当然、全国の高等専修学校にも多くの障害のある生徒が入学してくることが予想されますし、現にすでに在籍している生徒も少なくないのではないでしょうか。
 本セミナーでは、本校における20年間の試行錯誤によってできあがった進路指導カリキュラムと20年に渡る実践を、広く多くの高等専修学校の先生方にご紹介させて頂くことで、全国の高等専修学校で学ぶ障害のある多くの生徒が、人間として充実した人生が送れることを切に願っております。
 また、今年度オープン致しました、障害のある卒業生の親亡き後の対策としてのグループホーム、障害のある卒業生の働く場としてのチャレンジショップ、特例子会社も合わせてご見学頂きたいと思っております。
 是非、多数の先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。

                               学校長 清 水 信 一

校長  情報ID 13828 番  掲載日時 07/07/2006 Fri, 08:55