校長の独り言【56】 



 私は毎朝起きると直ぐにテレビをつけます。チャンネルは決まって8チャンネルの「めざましテレビ」です。新聞を読みながら、画面から流れてくるニュースを見るのが日課となっています。その「めざましテレビ」がこの4月から「39(さんきゅ~)プロジェクト」と言う企画を行っています。これは~「ありがとう」の一言をもっと言葉に出していこう~と言うもので、これまでいろいろな企画が展開され、すっかり番組の中に定着しています。
 話は変わりますが、先日、日本ハムファイターズの新庄選手の引退会見を見ていて、私と同じように気づかれた方がいるかと思いますが、あの会見の中で、新庄選手が「感謝」という言葉を何回も繰り返して言っていました。ファンに感謝、仲間に感謝・・・・・・。
 この「39(さんきゅ~)プロジェクト」、「新庄選手の感謝のことば」から、ふと自分の日々の生活を振り返ってみると、一日に「ありがとう」や「感謝」を一度も言わない日が何日もあるように思えてなりません。
 この点についてはただ反省あるのみです。しかし、学校だからこそ、子どもたちが人格形成の途中だからこそ、「ありがとう」や「感謝」を自然に、さらに、日常生活の中でいっぱいにしていかなければいけないとつくづく感じています。「ありがとう」でいっぱいな学校になれば、「いじめ」や今の教育界で問題になっていることの多くのことが解決するような気がしてなりません。また、こころの豊かな人間となるはずです。

人は、ひとりでは生きられない
人は、ひとりで生きていると思っている人がいるのなら、それは間違いである
人は、自分の回りの大勢の人たち、家族、職場の同僚、同級生、先輩、後輩、地域・・の人たちのサポート、叱咤激励、愛、・・・を受けて生きているのだ
人は、自分に対してのサポート、叱咤激励、愛、・・・に常に感謝を感じなくてはならない
人は、この感謝に対して、「ありがとう」のことばを言葉に出し、
人は、今度は自分の回りの人たちに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 

校長  情報ID 15702 番  掲載日時 11/02/2006 Thu, 13:18