校長の独り言【61】 



 昨日、故横山芳夫先生の本葬儀を滞りなく終えることができホッとしているところであります。公私ご多忙中のところ、多くの皆様にご会葬頂きまして感謝の気持ちでいっぱいであります。
 さて、11月16日の校長の独り言【59】に書きました「教育基本法改正」が衆議院を通り、現在参議院での審議に入っています。年内成立の見通しとなりました。この様な状況の中、22日(水)に予定通りに全国専修学校各種学校総連合会1条校化推進会議が開催されました。この会議は、1条校化推進本部のメンバー10名と各都道府県の専修学校協会の会長等46名、それに文部科学省より寺門室長にご臨席頂き、1条校化推進の状況報告と熱い自由討議が展開されました。私も1条校化推進本部のメンバーの一人として参加致し、全国の専修学校の堅い結束と最大の悲願であることを痛感すると共に再確認致しました。
 その後、専修学校等振興議員連盟役員会に陪席させて頂きました。この議員連盟は、現在、会長の町村信孝元外務大臣を筆頭に衆参両院合わせて136名の国会議員の先生方で組織されているものです。
 役員会は、専修学校等振興議員連盟の事務局長であります塩谷立衆議院議員の司会で始まり、会長であります町村信孝衆議院議員のごあいさつ、つづいて遠藤利明文部科学副大臣より専修学校各種学校をめぐる状況報告をいただき、出席いただいた先生方の自己紹介と続きました。出席いただいた役員の先生方の中には、「衆議院・教育基本法に関する特別委員会」の委員長でありました森山眞弓衆議院議員、安部内閣の教育補佐官の山谷えり子参議院議員等のご出席をいただきました。町村会長はじめご出席いただいた先生方より、専修学校の振興に対して力強いお言葉をいただき、専修学校関係者一同非常に心強い思いをいたしました。最後に、団体要望として、全国専修学校各種学校総連合会の中込三郎会長より、「専修学校を学校教育法第1条」に位置づけることを強く要望いたしました。
 実は、この議員連盟に、私がお話しさせていただいたところ、すぐに議員連盟の趣旨にご賛同いただき前武蔵野市長でありました土屋正忠衆議院議員にもお入りいただいております。1条校化の問題は全国の問題でありますが、本校のある武蔵野の地に良き理解者がいていただけることを非常に心強く思っている次第であります。
 どうか、一日も早く、高等学校で学ぼうが、高等専修学校で学ぼうが、格差のない教育環境の実現を願うばかりです。それは、何よりも生徒たちのために。
 さて、毎日重要な会議等が続いた今週も、明日の第2回学校説明会で終わります。先生方と力を合わせ、次年度の生徒募集にとって重要な学校説明会にベストを尽くしたいと思います。

校長  情報ID 16128 番  掲載日時 11/24/2006 Fri, 15:09