校長の独り言【109】 



 いよいよ7日に迫りました本校の公開授業は、本校開校10年目を迎えました平成7年に、無我夢中で歩んできたこの10年を振り返り、本校の先生方が、自分たちのやっている教育とその方法を、全国の高等専修学校の先生方に見て頂き、ご批判やご指導を頂くことにより、教員としての資質向上を、さらに本校の教育の質の向上を図りたいとの目的で、隔年開催を原則として始めたものであります。

 ※ご案内パンフレットより

              第 7 回
                 公 開 授 業

   公開テーマ
     高等専修学校における職業観育成を考える
        -本校の新たな取り組み チャレンジショップ-

 平成7年の7月に「教育の質の向上」、「教員の資質向上」を目的に始めた本校の公開授業も2年に1度のペースで回を重ね第7回を迎えます。
15歳人口の多い時代は、「15の春を泣かすな」の合言葉の中で、ある意味高等専修学校は公私立高校に入れなかった生徒の受け皿的な存在であったかと思います。
しかし、現在専修学校の全国組織であります全国専修学校各種学校総連合会が、学校教育法の第1条の学校と私共第82条の2の学校との多くの格差是正のために、専修学校等振興議員連盟(会長:町村信孝衆議院議員)の多くの先生方のお力をお借りして、教育基本法の改正に伴う教育振興基本計画の中で、専修学校を学校教育法第1条に定義されるための運動を最重点課題として全国的に推進しているところであります。
 このような状況のもと、高等専修学校は後期中等教育機関の中で高等学校とは違うその独自性や個性をどのように打ち出していくのかが急務であると考えています。本校といたしましても試行錯誤の日々でありますが、この機に多くの高等専修学校、中学校の先生方にお集まり頂き、高等専修学校の将来像を共に探っていきたいと考えております。
 多数の先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。


                              学校法人武蔵野東学園
                               武蔵野東技能高等専修学校
                                校 長 清 水 信 一

 後 援
  全国高等専修学校協会        東京都専修学校各種学校協会 
  東京都中学校進路指導研究会     東京都高等専修学校部会    
  東京都高等専修学校部会振興委員会  NPO高等専修教育支援協会


 第1回目は平成7年28名、第2回目は平成9年54名、第3回目は平成11年90名、第4回目は平成13年107名、第5回目は平成15年130名、第6回目は平成17年105名、そして、今回第7回目は99名の皆様にご参加頂いて開催を予定致しております。
 さらに、この公開授業を通して、そして、多くの先生方との出会いにより、高等専修学校の存在感を世に示す気運が高まることを願っています。

校長  情報ID 19956 番  掲載日時 07/04/2007 Wed, 14:37