校長の独り言【136】 



 25日(火)の校長講話をもって本校も冬休みに入ります。
 年を重ねる毎に、1年という時間が年々短くなっていくように感じているのは私だけでしょうか。そして、今年も師走の風物詩である「今年の漢字」と「今年の新語・流行語大賞」がそれぞれ発表されました。日本漢字能力検定協会の今年の漢字は、『偽』、今年の新語・流行語大賞は『どげんかせんといかん』・『ハニカミ王子』でした。
 ふっと、自分自身の1年を振り返り、私の今年の漢字は何かなと考えました。すぐに頭に浮かんだのは、自分の名前でもあるせいか、それは【信】(シン・まこと)でした。やはり、学校であり、教育に携わる者として、「信用」・「信任」・「信実」・「信託」・「信義」・「信愛」・「信頼」の7つの言葉の連続性により成立するものであり、更には生徒の進路指導にあっても、特に障害のある生徒の就職に関しての、企業や作業所との関係においては正に同じであると思いました。次に、私の今年の新語・流行語大賞を考えてみました。結局、大賞の『どげんかせんといかん』と同じでしたが、東国原知事とはその対象が違い、私は、日本の教育とその制度に対してであり、この一年新聞等を通してつくづく感じていることが理由であります。
 最後に、生徒のみんなには、くれぐれも事故、事件、病気には気をつけて、有意義な休みを過ごし、1月8日には全員の顔が揃うことを願っています。そして、君達のその元気な顔に会える事を私は楽しみにしています。1月に入るとすぐに、スキー教室、一般常識対策試験があります。こちらの準備も万全にしておいてください。
 それでは、少々早いですが、今年1年の皆様からの本校の教育へのご理解とご支援に感謝すると共に、新しい年のみなさんのご多幸をお祈り申し上げます。
 因みに、今日は私の誕生日でした。

校長  情報ID 22574 番  掲載日時 12/19/2007 Wed, 17:53