校長の独り言【351】 



 昨日は、多摩信用金庫主催の「第9回多摩ブルー・グリーン表彰式」、「情報交換会」に行ってきました。覚えている方もおいでになるかと思いますが、平成20年の「第6回多摩ブルー・グリーン賞」で、本学園が、「自閉症児のための『生活療法プログラム』は、独自の優れたノウハウを持つだけでなく、ニーズに対応するための意欲もあり、また雇用創出効果も大きく独自性や革新性、社会性が評価された。」との選考講評を頂き、多摩グリーン賞の最優秀賞を受賞しています。そのご縁で、多摩ブルー・グリーン倶楽部の会員にして頂き、様々な交流をさせて頂いています。
 その中のひとつが、校長の独り言【338】なのです。
『大感謝です。有り難いことです。
 7月に1回、9月に1回、更に日程は未定ですがあと1回、多摩地域の企業経営者の方々の研修会を本校で開催させていただいています。本校で学ぶ障害のある生徒への理解と生徒の働く場を求めて、3年前から関係各所に開催を強くお願いしていたところ、急遽3回の研修会が実施されることになったのです。
 参加頂いた企業の皆さんに、本校の教育、障害のある生徒の卒業後の様子等、一生懸命説明させて頂きました。多くの企業の皆さんが彼らの雇用に関して、少しでも前向きになって欲しいと願うばかりです。 当然、校長はトップセールスマンとして頑張ります』
 ですので、昨日は、研修会の御礼と次年度以降の研修会継続をお願いする為に参加させて頂きました。嬉しいことに、倶楽部の今年度の事業報告の中にしっかり本校での研修会の報告が載っており、併せてこんな感想が添えられていました。
「自閉症の子どもたちと正面から接している先生方の苦労は大変な事だと思いました。決して、ネガティブな気持ちでは子どもたちに接することは出来ないと思いました。また、子どもたちが社会生活出来るように、愛情を込めて教育する姿勢に心を打たれました。」
大変嬉しく思いました。
 更に、多くの経営者の皆さんとお話をすることができ、大変有意義な時間でありました。

校長  情報ID 45716 番  掲載日時 12/16/2011 Fri, 09:26