大きな遊具と年少さん 


気がつくと思ったより高い!
思わずしがみつく 登る態勢にはもうなれません
笑顔でもあり、なきそうでもあり…さあ、どうしよう。

年長さんのお泊まり保育は、
恵まれた天候のもとで、
たっぷりと楽しんでいるようです。

さて、今日は広々とした園庭で、
年少さんが楽しんでいます。
大きな遊具は魅力的ですけれど、
ここで遊ぶことは、挑戦の積み重ねなのです。

今日は、勢いで登っていったのは
よいのだけれど、(想像以上に高くて)
一番上まで登りきるまで気持ちが持たない。
けれど、もう降りることもできない高さに気がついて、
体が固まってしまったお友達がいました。

幼児の遊びとはいえ、
人生にも出てきそうなシーンですよね。

お父様もお母様もスポーツでも仕事でも、
似たような経験はありませんか?
上がることも降りることも
ままならないという状況。

気持ちを立て直して、
上がれればよいのだけれど!
本人がその気にならなければ、
行動することはできません。
自分でしか、自分はかえられない。

みなさんが先生だとしたら、
こんな時は、どんな援助をされますか?

ただしこの部分は、数日あれば克服できるはずです。
一度、成功してしまえば「なんだ、簡単だ」
という話になることでしょう。

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園長 加藤篤彦  情報ID 50311 番  掲載日時 10/05/2012 Fri, 14:39