人を選ぶ、人に選ばれるということ 



 昨日、友愛会の会長・副会長選挙が行われました。立候補した子どもは、9日(火)に体育館での立会演説会で公約を発表し、貴重な1票を獲得するために心を込めて演説をしました。人から選ばれるためには、自分の考えや思いを訴え、投票者の心の中に入り込み、賛同してもらわなければなりません。立候補した子どもたちには、普段からの言動が大切であり、その場しのぎのことを訴えても、投票者の心を動かすのは難しいということを学んでほしいと思っています。また、投票する側は自分の投じた1票が、当落に大きく影響するのを知ってほしいことと、この人ならば任せても大丈夫だという考察力をつけてほしいと願っています。 

 誰に投票するかを考える上での、子どもひとり一人の演説内容の捉え方はさまざまだと思いますが、堂々とした態度や分かりやすい内容、話し方の演説であれば、投票する側の印象も高くなり当選する確率は上がるでしょう。以前から行っている友愛会会長・副会長選挙ですが、1票の重さをきちんと受け止めた上で投票することが、立候補者への礼儀と尊重する心につながることも学んでほしいと願っています。

 15日(月)に選挙結果が発表になります。当選した人も残念ながら落選した人も結果だけにとらわれることなく、これまでの自分の頑張りに自信を持ち、次へのステップに向け、さらなる一歩を踏み出してほしいと思います。

木村 修二  情報ID 50447 番  掲載日時 10/12/2012 Fri, 18:33