スケート教室 



 昨日、西武新宿線の東伏見駅前にある「ダイドードリンコアイスアリーナ」をお借りして、1年生から3年生のCDE組(AB組は、1・2年生で後日実施)がスケート教室を行いました。このスケート教室は開校当初より行っており、日光、富士山の麓、軽井沢と場所を変え、現在の東伏見駅前でのスケート教室に至っています。

 1年間の校外学習のまとめとして、冬のスポーツを体験し寒さに負けないからだ作りと、スケート技術を伸ばしていくことはもちろんのこと、今後のスキー教室に繋げていく意味合いも含まれています。CDE組の児童は、運動機能を高めるのに適していることもあり、陸上トレーニングとしてローラーブレード(以前はローラースケート)を校庭で行い、充分なバランス感覚や脚力をつけ、アイススケートへとつなげています。また、氷上では校庭以上に不安定な条件となりますが、スケート靴の裏にある2本のブレード(金属製)でバランスを取りながら自分の力で滑走することで、彼らの特徴である依頼心を取り除いていくことができるのです。

 このように健常児、自閉症児ともに、スケート教室やスキー教室を通して、ウインタースポーツの楽しさや厳しさを体験するだけでなく、寒冷地の環境や生活を垣間見ることできるのも大切な学習です。スケートやスキーは、以上のようなことを学ぶのに大変適したスポーツといえるでしょう。

木村 修二  情報ID 51582 番  掲載日時 12/07/2012 Fri, 18:28