校長の独り言【416】 



 本当の独り言です。
 政府が、平成20年12月に策定した新しい「青少年育成施策大綱」では、『「困難を抱える青少年の成長を支援するための取組」は重点課題の一つであり、青少年の抱える「困難」のなかでも、「ニート」等社会的自立に困難を抱える青少年の問題が深刻化している。 こうした自立をめぐる問題の背景には、不登校や高等学校中途退学者等、学校段階でのつまずきなど様々な問題が存在しているとの指摘がある一方で、「自立に困難を抱える青少年の実態は、明らかにされているとは言い難い。」』との記述があります。

 また、職業能力開発局は「平成25年度予算概算要求」では、「若者雇用戦略」の推進として、「フリーター」、「ニート」、「高校中途退学者」等の対応として、151億円の財政支援を打ち出しています。

 しかし、現実には、高校中退者、不登校生徒の多くは、通信制高校、サポート校等へと進んでおり、その多くは卒業までたどり着けず、「フリーター」、「ニート」となっています。
 
 このような状況下で、後期中等教育機関に、高校中退者・不登校生徒への職業的自立支援のシステム構築が図られれば、日本社会は、新たな方向へとシフト変更出来ると確信しています。

 多くの人が、高等専修学校と言う学校種を正しく知っていれば・・・・・・・。 
 我々が、高等専修学校の教育成果をもっと多く発信していれば・・・・・・・。

 と、独り言でした。

校長  情報ID 53282 番  掲載日時 04/10/2013 Wed, 13:12