前期を終えるにあたり 



 本日、前期の終業式を迎え、夏休みに入ります。また、明日は子どもたちが楽しみにしている盆踊りです。創立の母北原キヨ先生は、「1学期(当時)頑張ったご褒美の盆踊り」だと、よく子どもたちに話していました。天候の心配もないようなので、夏の夜の一時を親子で楽しんでほしいと思います。

 この4ヶ月を振り返ると、どの学年も充実した前期であったと感じています。1年生は、入学式の時のちょっと不安げな表情が、今では2年生にも負けないほどの、自信に満ちあふれた顔をしています。入学してからの4ヶ月間は、どの子も一生懸命頑張りました。他学年も自分の目標やクラス目標、学年目標に向かって努力を積んだことと思います。目に見える成長もあれば、力を蓄えている成長もあります。どんなことでも努力した結果は、必ず自分の力として表れるものです。努力する価値を大切に、日々の生活や学習、活動に全力を尽くしてほしいと願っています。

 さて、昨今、子どもたちの身の安全を脅かす事件が多く起きています。さらに夏休みということで、気持ちを引き締めていた箍(たが)が外れ、予期せぬことが起こりえるかもしれません。終業式の話の中でも、子どもたちには充分に注意するよう伝えましたが、ご家庭でも外出するときの約束事や、危険な場所に出入りしないこと、人通りの多いところを通ること、2人以上で行動することなど、良く言い聞かせてください。

 最後になりますが、このたびの私立専修学校及び保護者の負担軽減のための署名、ならびに私学助成小中学校協議会の署名にご協力いただき、誠にありがとうございました。

 

木村 修二  情報ID 55182 番  掲載日時 07/19/2013 Fri, 18:28