校長の独り言【442】 



 親離れと子離れ、どちらがむずかしいでしょうか。
 
 こんな記事がありました。
『 ~シューカツは親がかりに 親の4割、情報収集や助言~
 就活はもはや親がかり? 我が子の進路の情報をネットや雑誌などから集めたり、就職活動先のアドバイスをしたりしている親が、それぞれ約4割に達している。そんな結果が、ベネッセ教育研究開発センターの初めての調査で出た。
 全国の大学1~4年の子を持つ保護者6千人(各学年1500人、父母3千人ずつ)をこの3月末、ネットで調べた。
 4年生の保護者が子どもの就職活動にどう関わっているか尋ねたところ、「進路の情報をネットや雑誌、書籍などから収集した」ことが「よくあった」「ときどきあった」が計38%、「具体的な就職活動先のアドバイスをした」は43%。「大学の説明会や相談窓口を利用し、子どもの進路を相談した」も15%いた。「子どもが就職に困っていたら、親として活動するのは当然」と答えた人は41%に上った。』
 
 数年前、アメリカから「ヘリコプター・ペアレント」という言葉が入ってきました。頭上を旋回するヘリのように子を見守り、すぐ降りてきては指示や助け舟を出す親、という揶揄だそうです。

 私は、今や「ヘリコプター・グランドファーザー」かもしれません。

校長  情報ID 56269 番  掲載日時 10/19/2013 Sat, 11:10