これは面白い!不思議な時計 



スマートクロックが第二幼稚園のひまわり階段の廊下に
設置されてちょうど一週間になりました。

この時計は、園内の使用電力量を、
LEDの電光表示で表す装置でもあります。
表示の解釈は、なかなか難しいのですが、
ご説明します。

1.時計の電光表示は左右で分かれていて、
  2つの意味の電力量を示しています。

2.この画像で、長針がある方の緑色表示は、
  今利用している電力量の表示です。

 ・長針が目安で、長針よりも表示が少なければ、
  設定値よりも使用量が少ないということです。
 ・長針よりも表示が超えていれば、設定値よりも
  多く電力を使っていることを示します。

3.長針がない方の紫色表示は、30分間をひと区切り
  として、この間に、使用するであろう予想電力量です。
  (長針が0分から30分まで、30分から定時まで)

4.長針の位置にあわせて、30分区切りで、
  左右の表示の意味(色)が入れ替わります。

5.電力使用量が設定(想定)以上になると、左右の表示が
  つながってしまって、LED表示が全灯することになります。
  この場合、すべての色が赤く変化します。
  さらに、廊下の一部の蛍光灯が1分間だけ消灯して、
  皆に超過していることを知らせてくれるのです。

 さっそく、この時計のファンになっている園児がいます。
真っ赤になった時には、とにかく、人のいないところの蛍光灯を
消して!と、先生たちに教えてくれます。

 実は玄関から大人トイレの辺りの照明も
このところ消灯していることが多いのですが、
それは、園児からの「人がいないから消してください」という
リクエスト?を尊重したものです。

 そのため消灯した少し寒々しい状態で
保護者の皆様をお迎えする時があるかもしれません。

 それにしても、電力の見える化は、興味深いです。
これからの電力を考える大切な機会になるものと思います。


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園長 加藤篤彦  情報ID 57064 番  掲載日時 12/04/2013 Wed, 12:45