校長の独り言【455】 



 先週、本校は卒業・進級判定試験である「後期試験」を終え、今週は1、2年生の三者面談を実施しています。そして、来年度入試も佳境を迎え、今年度のまとめ、次年度の準備と毎日を忙しく生活しているところです。

 そんな時、毎日のように、まず、出勤時に多くの生徒から、「校長先生、おはようございます」と挨拶のシャワー、昇降口では、「ほら、校長先生にぶつかるから気をつけて」との配慮の言葉、職員室前でも、「校長先生が来られたので、道をあけて」とまたもや配慮の言葉を耳にします。

 その瞬間、特に配慮の言葉を言った生徒を瞬時に確認をします。すると、ほとんどが、入学した時には、このような配慮が全く出来なかった1年生であったり、決して順風満帆に今日を迎えた訳ではない2、3年生であったり、そして、大きな声で挨拶をしてくれる障害のある生徒たちであります。

 毎朝の自然な出来事ではありますが、その瞬間に、生徒の人間的成長とピュアさに触れ、疲れも一瞬にして飛び去る瞬間となっています。

 武蔵野東技能高等専修学校の教員として、最高の喜びの瞬間でもあります。

校長  情報ID 57940 番  掲載日時 02/04/2014 Tue, 09:07