先週の土曜日に、当学園の同窓会が開催されました。
私の田舎では、同窓会のお知らせを、地元新聞に広告として掲載することが多くあります。
さらに、
「小学生の時、何を夢みていましたか。
中学時代、誰と未来を語り合いましたか。
高校で過ごした、仲間との楽しい時間を覚えていますか。
人生で出会った、たくさんのクラスメート。
人と人がつながって、積み重ねた記憶。
その上に、現在(いま)があります。
同級生に向き合うと、合わせ鏡のように浮かぶ、あのときの風景。
そこから、私たちは再び明日へと歩き出します。
○○新聞にお寄せいただいた「同級会」のひとこまを、ご紹介します。」
こんな、コーナーまでもがあります。それだけ大きな意味合いがあるようです。
同窓会のもつ意味は、計りしれないものがあるように思います。特に、還暦であったり、人生の節目を迎える時には、特にその意味合いは大きいものであると思います。若い時には分からない意味合いがあるのだと思います。
実は、私自身の高校の同窓会、と言っても、もともとは東京近郊に住む同級生数人の不定期な集まりだったのですが、今や幹事を持ち回りにして、年々参加者が増え、毎年一回開催されています。皆、それなりに年を重ねていますが、会話は高校の時のままであり、不思議もので、何も変わっていないような錯覚に陥ってしまいます。
当然、参加している一人ひとりに、高校を卒業してから現在に至るまでのそれぞれの人生があり、悲しいことも、悔しいこともあったはずですが、同窓会の時だけは何も関係がなくなります。なくなるからこそ、明日からの鋭気が湧いてくるとのだと思いました。
来年も、参加できるか、参加できるように健康でいたいとつくづく思うのは、私だけでしょうか。本当に、皆、年を取りました。
校長 情報ID 60186 番 掲載日時 06/20/2014 Fri, 09:19 |