先生がリードしていく音楽会もよいのですが、
せっかく幼児期の音楽の専門家(※)が、
各学年にいるという
質の高い贅沢な幼児教育をしている幼稚園なのだから、
もっと子どもの音楽における主体性を生かして、
力を発揮させてあげられないか
というテーマを掲げて、
今回の音楽会は、
音楽の先生を中心に担任の先生たちにも挑戦を
してもらっています。
※ 大学で幼児期の音楽の専門家として
研究をしたということではなく
音楽の教師として、長く幼児と生活をともにして
音楽の保育を積み重ねてきたという意味で、
まさにこの経験こそが専門性であり、
プロフェッショナルなのだと園長は思っています。
今までの音楽会にはなかったシーンのひとつは、
遊びの中で音を感じながら作られた廃品素材楽器の登場です。
作者にマイクをむければ、
「ここがマイクで、ここは太鼓」
「太鼓のバチがしまえるポケットのついた太鼓」
などなど、自分が思いをもって作った楽器なので、
饒舌!?に語ってくれます。
音楽会でも音を身近に感じるために、さらには、
このようなシーンを音楽会に挿入することで、
廃品素材造形も、動物や乗り物や武器だけでなく、
音を創るという要素が加わっていくことでしょう。
だから、今回の音楽会は、これで終わってしまう
ゴールではありません。
これからさらに音楽が身近になっていく
スタートでもあるのです。
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園長 加藤篤彦 情報ID 60393 番 掲載日時 07/01/2014 Tue, 14:14 |