潜在意識 



 人間の潜在意識は、強い感情が働いたときに、それを様々なかたちとして現実化していくと言われています。
 
 それは、喜び、快感、感動、成功、安心、平和といったプラスの想念と、苦痛、挫折感、失敗、恐怖、不安といったマイナスの想念のどちらかと結びつきます。つまり、楽観的に思えば良い現象が表れ、反対に悲観的に思えば不幸な現象が起きるのだそうです。
 
 人の想念は昼夜問わず、睡眠中も含めて絶えず潜在意識と結びつこうとし、一時的にポジティブなことを願っても、それ以外の時間帯でネガティブなことを考えていると、そちらが優先されてしまうのです。
 
 こどもにも同じことが言えるでしょう。日々の生活の中で「こうなると嫌だな」「できるかな」「きっと駄目だろうな」と悲観的に考えるよりも、「楽しいな」「大丈夫だ」「絶対にできる」というように、楽観的な気持ちでいたほうが、努力する過程においても前向きな気持ちとなり、最終的に目標を達成することができるのではないでしょうか。ポジティブに考えた方が、良い結果に結びつくということです。親の子に対することばがけにも、同じことが言えます。

 楽しく過ごしても一日。嫌な気持ちで過ごしても一日。同じ一日を過ごすなら、明るく笑顔で過ごした一日の方がいいですね。

木村 修二  情報ID 64854 番  掲載日時 05/19/2015 Tue, 13:22