ポジティブな心構え 



 一生懸命に努力したのに、報われないということは世の中に多々あります。例えば、志望校合格をめざして日々学習を積み重ね、模擬試験でも良い成績がとれて、先生からも太鼓判を押されていたにもかかわらず、試験当日に体調を崩してしまい、思うような結果を残せなかったケースです。

 スポーツの世界でも同様です。練習に練習を重ねて自他ともに認めるトップクラスの実力を身につけたにもかかわらず、大会当日に思いもかけないアクシデントに見舞われ、実力を発揮できなかったときは、試合に負けることよりもはるかに悲しみは大きいでしょう。

 同じようなことは、人生のいたるところに起こり得るものです。「努力したのに水の泡だ。」「あと一歩というところだったのに、だめだった。」「まさかの理由で負けてしまった。」といった状況は本当につらく悲しいものです。

 けれども、いつまでも悲しんでいては前に進めません。このような時こそ「新しい目標」を見つけることが肝要です。新しい目標が見つかれば、そこに生きがいや喜びが生まれてきます。「また駄目かな。」「いやだな。」「どうしよう。」と臆するのではなく、思考を切り替えて新しい目標を定め、自分の力を信じれば、必ず栄光はつかめるのです。

木村 修二  情報ID 68626 番  掲載日時 01/27/2016 Wed, 19:01