校長の独り言【556】 



 前回の独り言に、「4月8日の入学式は、久しぶりに満開のさくらで花を添えてもらいたいと願うばかりです。」と書きました。

 すると、私の願いが届いたのか、前日の雨にも関わらず満開ではありませんでしたが、昨日の入学式には、正しく数年ぶりに花を添えてもらいました。
 本校開校30周年の今年度、素晴らしいスタートを切ることができました。

 「桜」
 日本人にとって、とても重要なものに思えます。
 桜から、4月、入学式、入社式、新たな出会い、新生活のスタート等、明るい未来を連想します。最近では、中国をはじめとして、多くの外国人が、お花見を目的に来日しているようです。このように、今や、日本人だけの感情ではないようです。

 桜の語源は諸説あるようですが、さ(神、稲)と、くら(座、霊座)、つまり農業の神様の霊がまします(坐します)ところ、から来ているそうです。桜の木には神様が宿っているとも考えられており、神秘的な力があると信じられてきたようです。

 桜の持つ、無限大の力、あんなに可憐な花にと考えると、不思議でなりません。

校長  情報ID 69674 番  掲載日時 04/09/2016 Sat, 08:20