年長 歯がぬけた!! 


歯が抜けたのよ!
「どこどこ?」「ここよ」

 今朝、保育室に入って来るなり「歯がぬけたのよー!」と、大きな声で教えてくれたお友達がいました。

 どれどれ?と、その子の口の中を見ようとすると、数人のお友達がそんな私を押しのけるようにして「どこどこ?」「みせて!」と言って、その子の前に集まっていました。

 歯が抜けた経験のある子は「ぼくも2本歯が抜けたよ」「私は1本抜けて、今、もう1本ぐらぐらしてる歯があるんだ~」と、同じ経験をしていることを話したり、まだ歯が抜けていない子は「抜けたところ、どんな風になってるの?」「痛かった?」「歯がない所、どんなかんじ?」と、“歯がぬける”という未知なることをイメージしたりしていました。

 子供たちのそんな微笑ましいやりとりから始まった楽しい一日。元気に一日を楽しんで、さぁ、さようならをして帰ろう!と、みんなで集まると…昨日歯が抜けたお友達が前に出て来て、「みんなー!わたし、歯が抜けたのよー!」と、改めて皆に報告をしていました。みんなから拍手をしてもらい、自分の場所へ戻る時、小さい声で「おねえさんに、なったの」とつぶやくその子の姿が“大きくなったんだ!”という実感と喜びに溢れていて、とっても可愛らしかったです。

 自分の成長の喜びを友達に知らせたり、友達の成長を知って自分のことに重ねて喜んだり。“みんなでおおきくなっていく”…すてきな育ちの姿ですね。


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さくら組担任  情報ID 74893 番  掲載日時 06/26/2017 Mon, 16:53