6年生「心の授業」 



 昨日、6年生に「心の授業」を行いました。
今回は、グループディスカッション形式で、「嫌がらせ」というテーマを投げかけました。
 「どうして嫌がらせをしてしまうのか」という問いに対しては、「相手の反応を楽しむ」「ストレス発散」「八つ当たり」「面白半分」「かまってほしいから」「からかい」「気に食わない」「妬み」「相手へのやきもち」などの意見が出てきました。

 次に、「嫌がらせを受けた人は、どういう気持ちになるか」という問いには、「裏切られた気持ち」「居場所がなくなる」「心が傷つく」「寂しい気持ち」「不快」「イライラする」「悲しくなる」「嫌だ」「怒り」「悔しい」などが挙がり、正しく受け止められていることが窺えました。

 最後に、「嫌がらせをなくすには、どうすれば良いか」を考えさせたところ、「相手の気持ちを考える」「一人ひとりが優しい心を持つ」「善悪の判断力をつける」「相手に理由を聞く」「話し合いをして解決する」「自分の思いだけで言わない、やらない」などの極めて正しい意見が多く出ました。
 
 子どもたちには、嫌がらせの全ては自己中心的な感情によるもので、相手の気持ちを全く考えない行為であり、人として恥ずかしいことであるとともに、人は周りの力を借りなくては生きていけないのだから、常にお互いのことを考え、感謝の気持ちをもちながら過ごしていくことで、平和な世の中が築いていけるのだとまとめました。

木村修二  情報ID 76006 番  掲載日時 01/25/2018 Thu, 19:09