アドバイザリーボード・ミーティング 



6月18日(月) 第45回(今年度1回目)の アドバイザリーボード・ミーティング が開かれました。会の初めにはこのアドバイザリーボードでも大変お世話になった宮崎前武蔵野市教育長にかわって、この4月より教育長になられ、ボードメンバーも引き継いでくださることになった竹内教育長よりご挨拶をいただきました。
※前回のミーティングの様子は こちら から
今回は、平成27~29年度「文部科学省委託事業成果報告」という題で、高等専修学校 渡辺校長より報告いたしました。研究の大きな柱は「混合教育」と「就労支援及び定着フォロー支援」です。武蔵野東高等専修学校の取り組みを広く公開し、研修サポート体制を用意して実践に向けた相談にも対応していることが報告されました。質問でもいただきましたが、「成果」ではなく「課題」と思われる部分としては、発信したことを実行にうつすことができる環境が整っていないことなどがあげられていました。
話題は就労支援から老後の?支援にまで及んでいきましたが、具体的な職場での様子を映像で見ながら、彼らはよい特性をもった労働力として期待される存在であること、「弱いロボット」(モジモジしながらティッシュを配るロボット、ゴミを拾えないゴミ拾いロボット...。 周りの人から「助けたい」「関わりたい」という気持ちを引き出して、目的を達成できるという「受援力」は高い。)の例などから、完璧でない存在も人間社会で求められるのではないか…といったことなども話され、今回もあっという間の2時間でした。次回(10月)は、学園が研究協力している東京大学の先生などからプレゼンテーションをいただく予定です。

*こちらから 武蔵野東学園ホームページ へ

企画広報室  情報ID 76766 番  掲載日時 06/18/2018 Mon, 14:45