音韻意識を高めるために 



言語プロクラムでは、音韻意識を高めるために絵カードを使って練習しています。音韻意識は読み書きに密接に関わっており、読み書きをするには、頭の中にある音と文字が一致していることが必要です。音と文字を一致させるために、その子どもが発音したり聞いたりするのに苦手な音が入った単語の「絵を見て書くこと」と「聞いて書くこと(聞き書き)」の両方を行っています。まずはイメージがしやすくなるよう「絵を見て書くこと」を先に行います。繰り返して行うことで正しく書けるものが増えてきます。書けるようになってくると、音韻への意識が高まり、正しい発音や聞き書きにもつながります。
また、その他にもボールを投げながらしりとりをしたり単語を逆に言ったりしたりしながら、遊び感覚で音韻を意識できるように工夫をしています。

教育センター  情報ID 77190 番  掲載日時 09/20/2018 Thu, 14:18