芸術の秋!年長組の保育室では、協同製作が盛り上がりつつあります。
こすもす組でも2学期はじめからテーマを決めはじめ、今週にはいって「忍者屋敷をつくろう!」ということに決まりました。テーマを決めるにあたって、こすもす組の皆は「みんながたのしいものをつくろう」ということを大切にしていました。はじめは忍者屋敷ではないものをつくりたいと言っていた子も、相談を重ねて最後には忍者屋敷をつくりたい気持ちになって、製作がはじまりました。
ダンボールやクラフトテープを使ってダイナミックに製作活動がはじまると、聞こえてきたのは「これはぼくがつかってる!」「わたしができるから、おさえなくていいから!」「もっていかないでよ!ここにおいておいて!」…等々の声。「みんなでなかよくやろうよ」と声を掛けようかと思いましたが…ここは、ぐっと我慢することにしました。「ぼくが!」「わたしが!」という声がたくさん聞こえるということは、それぞれがこの作品づくりに気持ちを傾けているということ。この、それぞれの「つくりたい!」という気持ちが、きっと「みんなでつくろう」という姿につながっていくと…今は信じる時期なのかな、と思っています。
11月になり、作品ができたら、この、製作がはじまった頃の姿を思い出しましょう。作品の向こう側に「すごいのができたね」だけではない、子供たちの成長が見えてくるはずです。
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こすもす組 担任 情報ID 77234 番 掲載日時 09/28/2018 Fri, 17:04 |