武蔵野東学園広報 第11号 【オンライン版】    平成14年(2002年)12月18日発行

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お 知 ら せ

 教育研究所

主な見学者

 ・ 国立特殊教育総合研究所
   長期・短期研修生 45名

 ・ 知的障害福祉連盟研修生 9名

 ・ 杉並区特殊教育協議会

 ・ 駐日ウルグアイ大使夫人

 ・ 埼玉県鴻巣中央小学校 11名

教育相談 

  36組 (7月~11月)

DLT教室 年長児 12名 

療育プログラム

  第35回(9月)年長児 5名
  第36回(10月)年長児 5名
  第37回(11月)年中児 4名

保護者のための 『自閉症講習会』

 11月21・22日に研究所主催の講習会を開催しました。今回は、所員の話の他に、学園の卒業生である杉浦さんと戸頃さんに自閉症児の兄弟の立場から保護者の方に、当時や今現在の思いを話していただきました。自閉症のお子さんに目がいきがちで、兄弟への負担を危惧されていた方々も、気持ちを新たにすることができたようでした。

 

 

 「日本自閉症スペクトラム学会」
   第一回研究大会
   学園本館にて開催される


 従来、医学、心理学、教育、福祉などの各領域の学会の一分野としては、自閉症について多くの発表がされてきましたが、自閉症に焦点を当てたクロスフィールドな全国規模の研究団体はなく、設立が望まれていました。この声を受けて、2000年3月に、我が国初の自閉症に関する学際的研究団体として、「日本自閉症スペクトラム教育研究会」が正式に発足、2年後には、「日本自閉症スペクトラム学会」に改組し、学会としての運営が始まりました。

東学園の教育研究所は会の事務局として発足当初から参加してきました。学園のアドバイザリーボードのメンバーでもある寺山千代子先生、内山登紀夫先生、須田初枝先生も役員として学会運営に尽力されています。
 この日本自閉症スペクトラム学会の第一回研究大会が10月20日(日)に学園の本館講堂にて開催されました。教育現場からの援助のあり方についての発表に続いて、「心の理論」についての発表、各分野の専門家によるシンポジウム「療育をめぐって」、そして午後には特別講演「障害児の福祉を支える法律」が行われました。ポスターセッションでも医学や教育現場から、多彩な発表がなされました。自閉症を取り巻く様々な分野の方々の真摯な発表に、フロアの聴衆は熱心に耳を傾けノートをとっていました。
 フィールドにとらわれない、自閉症児・者を中心においた新たな研究や実践が今後も期待されるこの学会に、学園としても様々なかたちで貢献するとともに、勉強を重ねていきたいと考えています。


日本自閉症スペクトラム学会
第一回研究大会
司会の寺山千代子先生

 

 資料室

 2学期  

 「学園創立38周年特別展」に多くのご参観を頂きありがとうございました。アンケートでご要望のありました治療教育や行事の写真など、ご期待に添えるよう努力していきたいと思います。

 3学期 企画展
 「開校20周年を迎える
          武蔵野東中学校」

 年表形式で、政府の施策や学園全体の流れなどをわかりやすく区分けして表示します。その流れの中で校歌を作詩した舘美保子氏の原稿や、卒業文集を展示する予定です。どうぞ気楽に足を運んで下さい。お待ちしております。

 事務局

 学園債券の協力について

 平成14年10月末日現在、2億4,240万円に達しました。引き続きご協力をお願いいたします。
 尚、保護者のご紹介があれば、保護者以外の方からのお申し込みも受け付けます。ご親戚、知人等にもお声掛けいただければ幸いです。

 本・ビデオの販売

北原キヨの混合教育・生活療法への道
ダメ人間はいない 学校で生徒はかわる
自閉症児のための生活療法
          幼児編Ⅰ・Ⅱ(2本セット)

 各園校の受付にて販売しております。

 入試日程

 中学校入試

   第1回  2月1日(土) 
   第2回  2月4日(火)  
   第3回  2月6日(木)

 高等専修学校入試

    推薦入試  1月17 日(金)
    一般第1期  1月31 日(金)
        第2期  3月以降随時

 

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卒業生たちも見学