武蔵野東学園広報　第16号　【オンライン版】    平成16年（2004年）7月9日発行

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 　第40回　うんどうかい

　学園創立４０周年にふさわしく５月２９日は朝から好天に恵まれました。この日を待っていたかのように朝早くから校庭は活気に満ちていました。そしてみんなで元気いっぱいに体を動かして運動会を楽しみました。
　今年のテーマは「かけっこ大好き！ ビュンビュンビュン」。このテーマは、体育の先生たちが子どもの発達をもとにした運動目標の中から、園児に分かりやすくしたものです。色々な活動を通して、体を動かす楽しさを味わってもらいたいという願いを「走る」という全身運動で表現しました。
　当日は午前中だけの運動会プログラムですが、子どもたちはたくさんの演技や競技に参加して充実した一日を過ごしました。４月に入園したばかりの年少さんは、先生と一緒にまねっこ体操をしたり、お父さんやお母さんの所まで一生懸命にかけっこしたりと初めての経験ばかりですから、みんなと一緒に参加しているだけでかわいらしかったです。年中さんは、２回目の運動会ということで年少さんに比べて少し余裕もあり、大勢の保護者の応援の中で笑顔いっぱいの演技や競技ができました。特に男の子のマスゲームや女の子のダンスの演技は、昨年とは想像もつかないほどの成長を感じました。幼稚園最後の年である年長さんは、「ほんとうに運動会を楽しんでいるんだな」と、子どもの身体中からみなぎる力が伝わってきました。特に全員リレーでは今年度かられんげ、すずらんグループの子どもたちも全員一緒に参加することができ、友情の輪をみんなでつなぎました。子どもたち同士の応援はもちろんのこと、保護者の皆様の熱い応援そのものも見応えがありました。たくさんの楽しい思い出ができました。
　運動会を終えてからの幼稚園では、まだまだ運動会ごっこがはやっています。保護者の皆様からも「運動会では親子共々とても楽しく過ごせました」「年少さん、年中さん、年長さんの演技・競技のどれにも、りす、もみじ、れんげさんが自然になじんでいて東幼稚園ならではの素敵な運動会でした」「おみやげのメダルが嬉しくて、夜もメダルをかけたまま寝ていました」などなど、いっぱいのうれしい感想をいただきました。
　

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　園庭が変わります

　第一幼稚園では１学期いっぱいをかけて園庭の環境が大きくかわります。５月の連休中には、大切な保育の場である「砂場」の改良をしました。

　�@ 砂を全部あげて底の砂利を敷き直し、スムーズ
　　な排水ができるように改良しました。またこれを機
　　に、砂も全て入れ替えました。 
　�A 周りをゴムチップコーティングにしてより安全性を
　　高めました。
　�B 足洗い場を新設。水道の蛇口も増やしました。
　　蛇口はかわいらしい“リス”になりました。
　�C テニスコート側外通路からの通行の安全をはか
　　るために園舎側にあった足洗い場を撤去しまし
　　た。

　水を使って川をつくったり、ジュース、スープ（砂水）、お団子を作っておみせやさんごっこをしたりして、砂の感触を楽しみ、子どもだちが大好きな砂場遊びは一段と活発になっています。そして水道の蛇口　“リスさん”は見た目も親しみやすく、しかも使いやすく子どもたちがとても喜んでいます。
　夏休み直前には、園庭に芝生を敷きます。その部分は、砂場のまわりから鉄棒の所までで、全体の１／３ぐらいの面積です（総合遊具のまわりは日が当たりにくいので人工芝にしました）。夏は青々と、冬にはすこし枯れた芝生の上で、その感触を楽しみながら遊んで四季を感じとってほしいです。自然にふれて過ごす子どもたちの姿が今から楽しみです。

	完成した砂場
リスのかわいい蛇口
	広くなった通路