武蔵野東学園広報 第20号 【オンライン版】    平成18年(2006年)1月7日発行

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学 園 総 合

  小学校新校舎「北原記念館」建設工事

 着工後、建築工事は順調に進行しています。9月27日の上棟式を経て約2ヶ月が経過しましたが、この間、建築現場の中央にそびえていたクレーンもその役目を終えてすでに解体され、11月25日には足場が取り除かれて北原記念館の外観が姿を現しました。
 校庭側の壁面には、昨年の4月から時間をかけて準備が重ねられてきた大きな壁面アートの最終的な姿も見ることができます。愛知県瀬戸市で焼き上げられた2300枚のタイルによる作品は迫力に満ちています。タイトルには学園の全教職員による投票で「大空に のびる のびる 東っ子」が選ばれました。
 来年1月31日の竣工後、北原記念館は全館で躍動します。
 4階では、学園を卒業した自閉症者(満18才以上)を対象とする通勤寮「友愛寮」が4月の開寮にむけて最終準備を進めます。この寮は地方から高等専修学校に入学を希望する学生のための寮機能も併せ持つので、異年齢間の混合教育が社会に直結する形で展開される場となります。
 3階「教育センター」は、来年4月からの本格的始動にむけてパンフレットやホームページを通じて広報を開始しています。学園の40年の教育実績による確かな成果を背景に、学習支援、保護者支援、支援者養成、研究活動、そして広報活動を通じて、充実した療育プログラムを展開します。
 2階では、2月13日(月)より5、6年生全クラスが新しい教室に移り授業が始まります。
 1階では、2月第1週に学園事務局が現在の場所(武蔵野市西久保3-25-3)からの移転を完了します。同じ階の南西角には、3月18日(土)午後1時30分、「Challenge Shop ゆー&あい」がオープンします。喫茶・軽食のほか、在校生の作品展示も楽しめるとともに、ちゃぴーテヅカの販売コーナーではいつでも制服などの購入ができるようになります。そのほかに「ゆー&あい」は小学校・中学校・高等専修学校の在校生のためのインターンシップの場としても活用されます。
 創立40周年記念事業の最後を飾る本記念館は、エコロジーへの配慮も含め話題性に富んだ複合施設であり、学園の将来を照らす象徴的な建物として、来年2月、その開館の日を迎えようとしています。

小学校新校舎建設現場の近況

 中学校新体育館「北原記念体育館」
  建設工事


 中学校新体育館「北原記念体育館」の工事は2学期も予定通り順調に進んでいます。
 9月に1階、10月に2階、11月には屋根へと工事が進み、現在は壁面タイルなど仕上げや内装工事が主体となっています。
 11月5日に西松建設株式会社より「北原記念体育館」の模型が寄贈されました。精細に作られた模型に理事長自ら人形などを加えてくださり、まるで本当に生徒たちが使っているようなイメージです。その際、「生徒たちにはやく見せてあげなさい。」という言葉もいただき模型はすぐに中学校へ。生徒たちは夢をふくらませながら模型をとても嬉しそうに見ていました。

仕上げ工事に入った体育館

模型(寄贈 西松建設株式会社)

夢をふくらませる生徒たち





 

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