武蔵野東学園広報 第23号 【オンライン版】    平成18年(2006年)12月26日発行

 『東だより』トップページへ    学園トップページへ

高等専修学校

   創立20周年「第21回紫峰祭」

 「理想 VISION 世のために役立ち 人々に必要とされる 社会人となる」を校訓に掲げ、昭和61年に開校した武蔵野東技能高等専修学校は今年度、創立20周年を迎えました。11月10日に行われた学園42周年・高等専修学校20周年の創立記念式典では、理事長の式辞の中で先日逝去された横山事務長のご冥福をお祈りし黙祷が捧げられました。式典は厳粛なうちに滞りなく進行し、校歌斉唱で締めくくられました。午後からは前夜祭が行われました。これは、紫峰祭実行委員が企画・準備・当日の進行まで全て行う、生徒による生徒のための生徒たちが最も楽しめるイベントです。歌ありコントあり寸劇ありと内容も盛りだくさん。中でも毎年一番の盛り上がりを見せるのは「富くじ」です。ディズニーランドのペアチケットや人気ゲーム機、ポータブルAVプレーヤー、MP3プレー  ヤー、折りたたみ自転車など景品も豪華。今年も大いに盛り上がりました。11日は紫峰祭本番です。あいにくの天気となってしまいましたが今年も大勢のお客様に来校していただきました。生徒たちはレストランや模擬店での接客、厨房、ステージショーの演技や進行など各自が責任を持って分担にあたり、職業教育の一環として、お客様を受け入れるホスト役を果たすことができました。学習展示は創立20周年記念を祝って記念事業のコーナーも設けました。記念イベントとして行った、スポーツ大会での「ギネスに挑戦~600人のあみだくじ~」、北原記念館の4階にできた本校を卒業した自閉児の自立を支援するグループホームと地方から入学した生徒のための「友愛寮」、学園のインターンシップの場でもある「チャレンジショップ~ゆう&あい~」、障害のある生徒の進路指導を考えるをテーマにした「公開セミナー」とひと味違うものとなりました。(写真左上記念式典で式辞を述べる寺田理事長右下賑わう陶器販売会場

  専修学校教育振興室長視察

 文部科学省生涯学習政策局専修学校教育振興室の寺門成真 室長と澤室長補佐が10月16日(月)に本校を視察されました。寺門室長は9月末日付で着任されたばかりで高等専修学校の教育現場を実際にご覧になるのは初めてとのことでした。国会開催中のため2時間ばかりの滞在でしたが、初めに本校の概要説明をお聞きになり、学校内をご覧いただき、その後、職業観育成の目的でオープンしたチャレンジショップもご覧になっていただきました。後日、視察の感想をお聞きする機会を得、「生徒の表情が非常に良いですね。やはり教育は人ですね。」「不登校、高校中退、フリーター、ニート、障害児教育と今の教育界で問題になっていることに全て対応しているこの高等専修学校という学種の必要性を強く感じました。」とありがたいお言葉をいただくことができました。今回の視察が専修学校の学校教育法の1条校化につながることを願っています。

  吉祥寺ロンロンで学校展開催

 11月21日(火)、吉祥寺ロンロンBFエキサイツプラザおいて「武蔵野東技能高等専修学校展」を開催しました。このイベントは、創立20周年記念事業の一環として行われたもので、本校を広く一般の方々にも理解していただこうと、日々の学習内容を生徒の実演により紹介しました。家政科被服のファッションショー、家政科調理の蕎麦打ちの実演、情報処理科はパソコンを使った名刺づくりの体験、芸術科陶芸のろくろ実演や絵画展示など。また、本校の混合教育が大きくクローズアップされたNHKスペシャル「こども輝けいのち~こころの二人三脚」なども上映。生徒にとっては、インターンシップの場となって大きな自信を得ることができました。 写真ファッションショー 

 次のページへ(学園総合)