武蔵野東学園広報 第23号 【オンライン版】    平成18年(2006年)12月26日発行

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学園総合

  教育センター

  教育センターでは、今年度より拡充された活動が着実に軌道に乗り、子ども達の楽しげな声でセンター内は毎日にぎわっています。療育事業を中心に保護者支援や支援者養成活動も定着してきました。
 療育プログラムでは、夏休み中の8月1日~5日の5日間、サマープログラムを開催しました。四国や東北地方からの参加を含めた61組の家族の受講があり、活気あふれるプログラムとなりました。夏休み最後の日曜日には、家族皆で楽しめ、互いの親交を深めるイベントとして「ファミリーデイ」を企画しました。総勢200名を超える家族が参加し、ミニ運動会、ピクニックランチ、映画会を満喫し、笑い声の絶えない時間を過ごすことができました。
 保護者や子どもたちへの支援に関わる方を対象としたセミナーを継続して開催しています。8月4日・5日に行われた夏季セミナーでは、榊原洋一先生から「アスペルガー症候群の子どもの生きにくさ」、大六一志先生に「知能・発達検査結果を家庭や教育にどう活かすか」、五十嵐一枝先生からは「幼児期・児童期の発達と適応」についての講演をいただきました。氏田照子先生から子育ての体験談をうかがったほか、学園からは長内教育センター所長、今城進路指導アドバイザーの話もあり、多角的な視点からの有意義なセミナーとなりました。このほか、年間10回シリーズの「支援者のためのセミナー」では、第4回「ことばとコミュニケーションの支援」、第5回「体育・音楽・遊びへの支援」、第6回「軽度発達障害児への支援と教育」、第7回「困った行動(問題行動)への支援と行動管理」と続いて開催されました。
 今後は、12月23日に第8回「思春期・青年期の理解と支援」、1月27日に第9回「社会の中で暮らすための支援」、2月24日に第10回「発達障害と人権擁護」が開催されます。詳しくは教育センターのホームページなどをご覧ください。
 また、来年度の療育プログラムの募集を開始し、予想を超える多数の応募がありました。1次募集を終了してからも毎日のようにお問い合わせをいただいています。40年以上にわたって学園が積みあげてきた教育実践へのニーズの高さを実感しています。
ファミリーデイ 準備体操 スクールプログラム 体育教室 夏季セミナー 榊原先生

 チャレンジショップ「ゆう&あい」

 「卒業生がお世話になっている職場との連携」、「在園在校児のインターンシップの場」、「学園保護者のたまり場」、「地域の方の憩いの場」等、Shopの機能は、ほぼ確立して参りました。最近、11時から数量限定でお弁当販売を行っておりますが、お陰様で毎日完売しております。今後は、提供する飲食料品質の向上と営業時間の固定化を目指して努力して参ります。(支配人)

 友愛寮からのお知らせ

 学園待望のグループホーム・ケアホーム(定員9名)が10月1日付で友愛寮に誕生しました。1期生から18期生までの年齢差のあるメンバーが友愛を深め、協力し合って生活しています。
 無からスタートして約1年。スポンジが水を吸うが如く、着実に歩みを進めてきた様子を、年明け1月16日(火)の合同保護者研修会にてご報告させていただきます。

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