武蔵野東学園広報 第26号 【オンライン版】    平成19年(2007年)12月18日発行

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小学校

 毎年4月16日は、小学校創立感謝の日として北原勝平先生・キヨ先生を偲び、児童たちにお二人がお元気だった頃の映像を紹介しながら、創立者の思いやご苦労、そして教えについて考える時間としています。今年は、昭和52年(1977年)の小学校創立から31年目を迎えました。創立30周年記念企画として行いました3つの取り組みをご紹介します。

 

 創立感謝の日 ケーキ作り

  創立30周年記念の取り組み第1弾として、創立の父、北原勝平先生と創立の母・北原キヨ先生に感謝し、4月17日に全児童で「30歳の誕生日」をお祝いしました。
  各学年、クラスに分かれ、大きなデコレー ションケーキ作りを行い、「30周年」をモチー フに色々と構想が練られ、ホイップクリーム、 カラースプレー、イチゴの飾りつけなど、楽し くケーキ作りをしました。低学年は、自然にハッピーバースデーの歌が流れ、和やかな雰囲気になりました。高学年では、ケーキを食べながら30年の重みを感じ、キヨ先生を振り返るよい機会となりました。どこからかキヨ先生の「お友達の皆さん~」という声が聞こえてくるようでした。

楽しいケーキ作り 大きな創立30周年記念ケーキ

 創立30周年記念 航空写真撮影

 創立30周年記念企画第2弾として、9月1日に全児童で人文字を校庭に描き、航空写真撮影を行いました。人文字のデザイン画は、5月に募集し、応募作品から選ばれたものです。
 各自カラーエプロン【6色(赤・黄・橙・緑・青・桃)】を着用し、約1,000フィート(約300m)上空のセスナ機から撮影しても
らいました。
 11月9日学園創立記念式典の日には、下敷き(航空写真と全児童の集合顔写真)が全児童に配布されました。将来この下敷きが、良き思い出になることでしょう。

全児童573名による人文字 各自のカラーエプロン

  創立30周年記念コンサート

  11月9日学園創立記念式典の後、体育館で小学校創立30周年記念コンサートが行われました。東京都交響楽団の方をお招きし、弦楽四重奏の編成でたくさんの曲を披露していただきました。1曲目の演奏が始まると、子どもたちはその美しい弦の響きにどんどん引き込まれ、どの子も目を輝かせて聴き入り、あたかもコンサートホールにいるかのような錯覚に陥るほど、本当に素晴らしい演奏でした。途中で「となりのトトロより“さんぽ”」の曲が披露されましたが、皆大きな声で歌っていました。アンコールでは「千の風になって」が演奏され、感動の幕が下ろされました。
 東京都交響楽団の方より『私たちもいろいろな学校に演奏をしに行きますが、東小の子どもたちは皆、本当によく聴いてくれて、とても演奏しやすかったです。また、音楽を通して心のふれあいが出来たこと喜んでおります。「さんぽ」以外でも、「となりのトトロ」や、「千の風になって」の時には自然に歌声が混ざっていてとても心が温かくなりました。』と感
想を頂きました。
 これからも、観て・聴いて・感じる、本物に触れる機会を設けていきたいと思います。

弦楽四重奏 聴き入る子どもたち

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