武蔵野東学園広報 第29号 【オンライン版】    平成20年(2008年)12月18日発行

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小学校

  中央館・理科室リニューアル

 長年の願望であった中央館と理科室の全面改修工事を夏休みの期間を使い行いました。中央館改修工事のコンセプトは、「明るい空間」と「バリアフリー」です。中央館が体育館の北側に位置することと、東側のテラスには高木が植えてあるためにどうしても暗くなりがちでした。そこで壁面を白色調にし、照明器具も明るいものを設置しました。また、授業参観などで参観をするスペースが狭いということもあり、教室を広く使用できるようにとロッカー類はフロアーに出しました。ロッカー類は北原記念館の教室と同様の素材を使ったことで木の温もり溢れる空間になりました。バリアフリーについては、中央館への入り口や教室の出入り口などの段差を無くし、おじいさんやおばあさん、車いすの方などが来校されても不都合がないようにしました。また、トイレも一新し1階にはシャワー室も新設しました。
理科室は「学習しやすい空間」がコンセプトです。旧準備室との壁を撤去し学習スペースを広くして、児童実験台の形状も長方形から楕円形に変更し1台増設しました。黒板左右にはスクリーンと大型テレビを設置しました。とくにガラス状の入り口は斜めにつくられ、展示コーナーもあります。まだご覧になっていない方は是非とも見学に来てください。
ロッカーも大きくなりました 理科室入り口 楕円形の実験机

 引き渡し訓練

 3年に一度、小学校では9月の初日に、防災訓練の一貫として「引き渡し訓練」を実施しています。今年度はその年度で始業式後大きな地震を想定した避難訓練を行い、全校児童が校庭へ避難しました。その後中央公園へ移動し保護者の方への引き渡し訓練を実施しました。児童は校外での活動や見学を数多く行っていることもあり、無駄なおしゃべりをすることなく、予想していたよりも短時間で移動完了できました。引き渡し訓練後半には弱い雨が降ってきましたが、大勢の保護者の方が子どもたちを迎えに来ていただき無事に終了することができました。今回は緊急配信メールの情報を得てから中央公園まで児童を引き取りにくる保護者の方も多くいました。「備えあれば憂いなし」ということわざもあるように、日頃から家庭内で非常時の際の集合場所や申し合わせをしておくことがいざというときに役立ちます。        

 (画像 右上:整然と移動 右下:お疲れ様でした 下:集合完了)

 租税教室

 小学校では毎年この時期になると、武蔵野法人会女性部会の方、武蔵野税務署の方からの依頼があり、今年は11月11日に4年生AB組を対象に親子租税教室を開催しました。
 税の中でも消費税は、児童も普段から身近に関わっていることもあり興味深く話を聞いていましたが、あまり関わりのない税金については、税務署の方もクイズ形式など用いて説明をしていました。話の途中では、1億円のお札の束(偽物)も登場し、見たことのない金額の重さには、子どもたちも大興奮です。この大金を一人で払うのは大変だけれど、国民みんなが払うことで、いろいろな場面で必要とされるものに活用されていることを学び、税金は何のために払うのか、税金がなくなってしまったら人々の生活はどうなってしまうのかなどについて考えるよい機会となりました。

         先生は税務署の方

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