武蔵野東学園広報 第31号    平成21年(2009年)7月16日発行

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教育センター

  共に学ぶ場として保護者勉強会を開始しました

 今年度の年間型の療育受講者は、およそ390名で4月をスタートしました。受講者の増加とともに各種の特別プログラム(言語プログラム、ダンス教室、一輪車教室)も新たに企画し本格的に開講しました。また、保護者支援として、これまで実施してきました「支援者のためのセミナー」「教育相談」「茶話会」などに加えて「保護者勉強会(年間5回)」を企画し、第1回を6月18日(木)に50名以上の参加者を迎えて実施することができました。この勉強会は、当センターに通われている保護者とセンター所員が、ともに子どもたちの成長・発達を支援するために協同して学んでいける場として、互いに高めあえる関係を築けるようにとの思いをこめてはじめたものです。
 第1回は、計野副所長による「子育て10のポイント」と題した講演に続き、分科会として年齢別のグループに分かれて「子どもの困り感に寄り添う学習支援について」をテーマに、所員と保護者の話し合いをもちました。どのグループも和やかな雰囲気の中、一人ひとりの方の困り感に寄り添いつつ活発な意見交換をする時間をもつことができました。2回目以降は「発達検査を学習に活かす」「教育センターの体育指導」「ことばについて」「音楽に親しむ」というテーマで実施する予定です。 

講演の様子

  分科会の様子

 レッツ!ダンス!

 筋力や柔軟性など基礎体力を養い、音楽を通して身体を動かすことにより表現する喜びを体感することを目的に、本年度よりダンス教室がはじまりました。現在は、小学校1~3年生の女子5名が受講しています。柔軟・腹筋運動等からはじまり、ウォーキングや足上げなどの基本動作を行ったあと、リズムに合わせてのスキップやギャロップを行ってきました。今は、ツーステップの練習中です。年度末には、表現することを楽しんでいる様子を簡単な作品を踊ることで、保護者の前で発表したいと夢を膨らませながら練習を積み重ねています。 

(画像:うさぎになって) 

 一輪車教室がスタートしました

 6月よりはじまった第1期自転車教室(全7回、受講者12名)は、自転車に乗る楽しさを知り、走行ができること、両手・両足の協応動作により身体の平衡感覚を養うこと、ブレーキ操作や方向転換など安全走行のための判断力を養うことを目的に指導しています。順調に指導が進み、今はほぼ自転車に乗ることができるようになり、安全に走行するのための判断力を養う段階となっています。多数の方の応募がありましたので、第2期9月~、第3期11月~を実施することにしました。

(画像:乗れるようになりました)

 第1回 教員見学説明会

 教員見学説明会を6月6日(土)に実施しました。参加者は、当センターを利用している子どもたちの幼稚園や小学校の保育士・教員合わせて21名でした。それぞれ見学の目的は様々ですが、どの先生方もとても熱心に見学されていました。先生方からは、「落ち着いて学習に取り組めていたが、何かコツがあるのですか?」「教材はどのような視点で用意していますか?」「タイプ別のグループになっているのですか?」「どのような資格を持った先生方が療育しているのですか?」などなど、多くの質問を受けました。「これからも連携を深めていきたい」という言葉を残して帰られました。 
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