武蔵野東学園広報 第32号    平成21年(2009年)12月17日発行

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中学校

  体操競技部 男子2度目の全国制覇  女子 準優勝!

 第40回全国中学校体操競技選手権大会(8月21日~23日:熊本県総合体育館)において、体操競技部は男子団体総合で優勝、女子団体総合で準優勝という快挙を達成しました。男子・女子ともに同じ学校が団体で入賞した例は、大会史上初ということになります。そして男子個人総合では3年神本雄也君が5位に入賞、女子は1年村上茉愛さんが優勝し、見事全国中学校チャンピオンとなりました。
 一昨年に男子は優勝、昨年は準優勝し、そして今年は史上初のアベック優勝に期待のかかる大会でした。難度の高い技が連続する構成に、わずかなミスも許されない緊張した演技が続く中、経験を積んだ3年生が雰囲気を盛り上げ、フォローしあい、チーム一丸となって戦いました。結果は男子は他校の追随を許すことなく優勝、女子は惜しくも0.45点差での準優勝となりましたが、表彰式には満面の笑顔でお互いの健闘をたたえあう姿が見られました。

 夏の大会後も、国民体育大会や国際ジュニア大会で活躍する選手があり、中でも特筆すべきは1年の村上さんが、11月の全日本体操競技種目別・団体別選手権に最年少で出場し、床で全国で3位の成績も収めたことです。選手たちの夢は、2011年に東京で開催される世界選手権、2012年のロンドンオリンピック、更には2016年のリオでのオリンピックに出場すること。世界の舞台をめざして羽ばたく選手達を、これからも応援していきたいと思います。

         (画像:全国大会 表彰式の後に笑顔で)

 学園祭  “ourselves”をテーマに

 “ourselves”(自分達で作り上げる学園祭) をテーマに、4月から友愛会の実行委員会を中心に取り組んできた今年の学園祭は、いままでになく充実した行事となりました。これは生徒の「運用力の育成」を重点としている今年、生徒の力が最大に発揮できる機会として学園祭を一つの目標にしたことによります。
 具体的には生徒全員がかかわるものとして、模擬店の運営を企画の時点から生徒自身の力で行いました。クラスごとに店長や会計係を決め、メニューや業者の選定、価格や品物についての業者との交渉など、今までにはなかった苦労の一つひとつを乗り越えていき、ついに当日の販売にこぎつけることができました。そして当日、利益を出して無事閉店した時の喜びや充実感は、例年にはないものでした。中には保健所と相談しながら手作り品を販売したクラスや、企業チェーン店の商品を販売したクラスもありました。
 オープニングステージやフィナーレの企画、独自パンフレットの作成、模擬店コンクールの企画など、学園祭実行委員会の多岐にわたる活躍が、学校全体を盛りたてました。CDEクラスの劇発表や数々の展示も今年の実りを表し、保護者の方の店舗、また今年初めての卒業生による店舗も加わってひとつ進化をとげた学園祭。ここで生徒が身につけた力は、確実に次のステップに結びつくことと思います。

模擬店、プレイランド準備のひとこま 盛り上がったオープニングステージ(バンド)

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