武蔵野東学園広報 第32号    平成21年(2009年)12月17日発行

 『東だより』トップページへ    学園トップページへ

教育センター

  自然の中で家族の笑顔が輝いていました(ファミリーデイ)

かわいい作品が完成

   楽しかったレクリエーション

 秋晴れの下、11月1日(日)に都立小金井公園にてファミリーデイが行われました。教育センターとして、初めての小遠足スタイルの活動です。幼児から小学生まで74組210名が参加しました。幼児は、親子合同のミニ運動会(電車リレー・じゃんけん列車・玉入れなど)を楽しんだ後、公園内の散策に出かけ、散策でひろい集めた木の実や落ち葉を使って顔の製作をしました。家族みんなのハッピースマイルをそのまま写し取ったかのような愛らしい作品ができました。
 小学生は、豊かな武蔵野の自然を満喫しながら遊歩道を通って公園までの道のりをハイキングしました。1~3年生が3km、4年生以上は5kmの道のりを歩きました。木々の様子に目を留めたり、木の葉やどんぐりを拾ったり、家族同士のふれあいを楽しんだりしながら元気に歩ききることができました。食後のレクリエーション大会では、ことのほか盛り上がり楽しむことができました。木漏れ日の中で、幸せそうな親子の笑顔がきらきらと輝いていた一日でした。 

 子どもを支える学びの場となりました(保護者勉強会)

 センターの所員が講師となり勉強会を進めてきました。第2回「発達検査の結果を学習に活かす」では、知能検査WISC-Ⅲを中心に検査を学習に活かすための学習教材にはどのようなものがあるのかなど、センターで使用しているプリント教材や学習内容を例にあげながら話をしました。第3回「教育センターの体育指導」では、体育教室での取り組みに関する話と子どもたちのやる気を引き出すための工夫、脳や身体の成長に関わる運動の大切さについて話をした後、家庭でできる運動についての提案や体育器具の体験をしていただきました。第4回「ことば」では、ことばの発達の特徴、物語行動の発達、表出と理解について、実際に使用しているプリントや映像教材を資料として説明をしました。第5回「音楽に親しむ」では、はじめに音楽教室での活動内容の説明をした後、実際にいろいろな楽器を使って演奏したり、リトミックを体験したりしました。
 年間5回実施しましたが、毎回60名以上の方々が参加され、所員と一緒に学び合う有益な時間を共有することができました。参加者からは、「検査結果から効果的な学習支援の方法を導き出せることが分かり勉強になった」「体験した運動を早速家庭で試してみます」「親子の会話を大切にする必要性がわかりました」「今日使った楽器を購入して子どもと楽しみたい」など、多くの感想をいただきました。来年度も保護者とともに学ぶこの勉強会を継続していきたいと思っています。     (画像:体育指導の勉強会)

 118名が参加した季節特別プログラム(サマー)

 今年も夏休み中に季節特別プログラム(サマー)を実施しました。この季節特別プログラムは、通年型のプログラムに通えない遠方の子どもたちが多く参加します。今回は、青森県、徳島県、石川県、愛知県などからの参加があり、1回目と2回目を合わせると118名が受講しました。
地方から参加した保護者から、「昨年、アドバイスを受けたジョギング指導を家庭で実践したところ、一人で2km以上走れるようになった」「サマーがきっかけとなり、計算や文字を書くことが好きになった」などのうれしい報告を受けました。
学ぶ楽しさを求める子どもたちを、保護者とスタッフが同じ目的のために一丸となって支えることで、5日間という短い時間ですが、子どもたちは大人が思っている以上の力を発揮できるようになるのが、この季節特別プログラムの魅力の一つとなっています。

保育の様子 合同活動の様子

 次のページへ(学園総合)