武蔵野東学園広報 第37号    平成23年(2011年)7月19日発行

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幼稚園

  今年もゴム動力船に挑戦

 第二幼稚園の園庭にあるパーゴラが緑のカーテンに包まれてきています。そんなパーゴラの周辺では、子どもたちの活動が活発になり、遊びが広がっています。
 今年もパーゴラの裏にビニールプールを置いて水を張り、船を浮かべて遊べるようにしてみました。船体の素材は牛乳パックやペットボトルなどですが、浮かべるだけでは面白くないということから、どうしたら前に進むかの試行錯誤が始まりました。試行錯誤することは、子どもたちにとっては大切な学びです。スクリューになりそうな素材を保育室から選んで持ってきたり、スクリューに輪ゴムを繋げ船体に付けてある割り箸に固定したり、輪ゴムを何重にも巻くことで速く進むことも発見したり、その様子はとても楽しそうです。子ども自身の手によって作り上げた船は、何より自分の宝物です。大切な物だから、船専用の置き場所も用意しました。
 今年は、レッツ主催の納涼まつりの中で、だれの船が速く進むのかを競い合う「チャレンジカップ2011夏」を開催予定です。

 (画像:左 パーゴラ周りのグリーンカーテン 上 ゴム動力船で楽しむ子どもたち)   

 れんげ・すずらんお泊まり保育

  れんげ、すずらんグループのお泊まり保育を6月24日・25日に行いました。大きなリュックを背負っての登園に加えて、初めて親元から離れてお泊まりをする子がほとんどでしたので、少し緊張気味にスタートしました。もちろん、時間が経つにつれ緊張もほぐれて、楽しい時間を過ごしました。小金井公園に出かけて、ソリゲレンデや新設されたふわふわドームで遊んだり、さらには東小のプールに行って、水遊びをしたりしました。水遊びが終わると幼稚園に戻り夕食の時間です。大好きなカレーライスだったので、何杯もおかわりをする子もいました。夕食後のお楽しみ会では、寺田理事長よりお借りしたプラネタリウム型の室内花火で楽しみ、そして、グループごとに音楽会の歌を歌いました。先生が添い寝して眠りにつく子、ご家族のことを思い出しながらいつの間にか眠りにつく子、さまざまな表情をみせていました。なにより子どもたちの可愛いらしい寝顔を見たときが、教師にとってホッとする瞬間なのです。
 翌朝は公園で散策し、朝食を食べた後、迎えに来たご家族と一緒に帰宅しました。この経験が、子どもたちの自立に向けての第一歩となっていくのだと思います。
                (画像: ふわふわドームで遊ぶ子どもたち) 

 きてみて幼稚園 ~七夕音楽会~

 年少組から年長組まで、それぞれの学年を3グループに分け、3日間にわたり七夕音楽会を開催しました。音楽会では保護者の皆様をお招きして、子どもたちの歌声を楽しんでいただきました。
 年少組の子どもたちは、一人一人が元気な歌声で一生懸命に表現していました。お母さんに手を振る姿もあり、緊張とリラックスした感じが微笑ましかったです。年中組の子どもたちは、各クラスで楽器をもって、色々な楽器の音を楽しみながら、みんなで協力して一つの曲を最後まで演奏していました。年長組の子どもたちはハーモニカの演奏です。毎年、運動会が終わった頃からハーモニカの練習に入ります。初めての楽器ですが、今では「きらきら星」と「ドレミのうた」が吹けるようになり、立派にこの2曲を披露しました。とても綺麗な音を奏でられたと思います。
 この音楽会での経験がきっかけとなって、更なる成長に繋がっていきます。1月に行われる府中の森芸術劇場での発表会が今から楽しみです。

(画像: 年少組の合唱の様子)
 

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