武蔵野東学園広報 第38号    平成23年(2011年)12月19日発行

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小学校

 東幼稚園・東中学校との交流

 1年CDE組「幼稚園保育治療クラスとの交流会」

 東幼稚園の年長さん(れんげ組)と1年CDE組の交流会がありました。小学校での一日体験を通して“小学生”のイメージをつかみ、場所に慣れ、小学生になることを楽しみにしてほしいということがねらいです。学校探検では、小学生が年長さんの手を優しく引き「ここはプールだよ。冬でもあったかくて気持ちいいんだよ。」「ここは理科室だよ。お魚がたくさんいるね。」などと、校内の説明をしたり、お話をしながら案内をしました。レクリエーションや授業、給食も年長さんが一緒にいることで、1年生には良い緊張感が生まれ、刺激になったようです。小学校での生活の中では、まだまだ知らないことが多く、お世話をしてもらうことが多い1年生にとって、この日はお兄さん・お姉さんらしく過ごすというとても新鮮な時間だったようです。来年の4月に、年長さんが1年生になって入学してくることを楽しみにしています。  画像:東の広場(図書室)を探検

 5年AB組「CanDay」

  東中学校での一日体験授業「CanDay」に行きました。幼稚園バスに乗って行く時から子どもたちの顔には笑みがこぼれ、楽しみで仕方がない様子でした。中学校ではまず、数学と美術の授業の体験です。数学では、引き算をしながら図形を作るという課題で、一方からではなく色々な考え方をする工夫を教わりました。また、美術では六角形の形をもとに、紙で雪の結晶をつくりました。はさみの入れ方次第で同じ物が一つとない、工夫したきれいな模様ができました。昼食時は中学1年生と交流をしながら過ごし、その後は、希望する部活動(バスケットボール部、卓球部、体操競技部、サッカー部、野球部、陸上部、ダンス部、テニス部、吹奏楽部、美術部)に分かれての体験です。先輩に色々と教わったり、一緒に体を動かしたりと、増築してきれいになった中学校での一日は、少し背伸びをした気分を味わうことができました。 画像:美術部の先輩と

 6年CDE組「東中学校交流授業」

 東中学校の生徒たちと交流しながら中学校生活を一日体験してきました。春に続き2回目になるため、場所にも雰囲気にも慣れ、楽しく有意義な時間が過ごせました。まずは運動場でジョギング。その後、体育館の舞台で中学2年生と劇の交歓会をしました。6年生は「野口英世物語」を中学校の舞台で初めて演じました。次は体育、美術、生活教養の授業を中学生と一緒に受けました。とくに体育のテニスなど、普段体験できない活動には目を輝かせていました。午後は技能の授業です。絵画、切り絵、手芸、器楽、陶芸、クラフト、コンピュータのグループに分かれての技能体験。どのグループも先生方や先輩とうまく協力して和気あいあいの楽しい時間となりました。日頃小学校では最高学年として活躍している6年生ですが、この日ばかりは中学校の先輩たちにあこがれのまなざしを送っていました。
 画像:中学校の給食

 ミュージック・シェアリング

 特定非営利活動法人ミュージック・シェアリング(旧みどり教育財団)が主催する学校訪問コンサートは、11月16日に最終回を迎えました。ミュージックシェアリングとは、本物の音楽、音楽家がもっと身近なものになるようにし、豊かな人間性をめざす環境づくりのお手伝いをされている団体です。小学校では昨年度から継続して行われており、第1回は五嶋みどりさんのヴァイオリン、第2回は沢井一恵さんの箏(こと)、第3回は荒絵理子さんのオーボエ、そして最終回となった第4回は日本の第一人者であり、世界各国で活躍されているソプラノ歌手の鮫島有美子さんにピアノ伴奏の小川典子さんをお迎えしてのコンサートになりました。深く温かく、それでいて透き通る本当に美しい声と、見事なタッチで表情豊かに表現されるピアノの音に、子どもたちはすっかり聴き入っていました。また、最後に子どもたちと一緒に歌った「ふるさと」は、実に感動的でした。今回を含め、どの回も本当に素晴らしい演奏会でした。この貴重な体験を通して、豊かな心を育んでいってほしいと思います。 
画像:美しい歌声とピアノ演奏

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