武蔵野東学園広報 第40号    平成24年(2012年)9月28日発行

 『東だより』トップページへ    学園トップページへ

小学校

  美しい日本語の話し方教室 

  6年生は、国語の授業として「劇団四季」の方々をお招きして「美しい日本語の話し方教室」を行っていただきました。A~E組全員が日本語を「美しく話す」ことを中心とした授業を楽しく受けました。まず驚いたのは、俳優さんたちのはきはきとした話し方です。口の筋肉をしっかりと動かしているのがよくわかりました。授業では、「あ・い・う・え・お」の5つの母音が基本となって、日本語の一音は母音一つ、または子音と母音の組み合わせで成り立っていることや、日本語の音はほとんどが母音であること、子音のほとんどは口の型にすぎないということを教わりました。日本語を発音するときには、母音をきちんと話すことが大切であるということです。普段何気なく話している「日本語」の奥深さを感じることのできた授業となりました。
 また後日、6年生全員が「劇団四季」のミュージカル「王様の耳はロバの耳」にご招待いただき、日生劇場へ観劇に行きました。授業に来てくださった俳優さんも出演されており、児童たちは、知っている方が舞台に立っているということにもわくわくしたようです。迫力のある歌と踊りを間近で楽しむことができ、また、俳優さんたちのはっきりとした話し方から学ぶこともできた観劇となりました。

(画像: 日生劇場にて観劇)

 薬物乱用防止教室

  5,6年生AB組の児童を対象に、武蔵野警察署の方から「薬物乱用防止教育」の授業を行っていただきました。5年生は、スカラーホールで「断る勇気」をキーワードに、脱法ドラッグの危険性について映像を見たり、お話を伺いました。法律で規制されているドラッグは自分とは関係のない話・・・と思いがちですが、薬物によって体や心、社会にどのような影響があるのかを、身近に起こりうる事件を例に挙げた説明を受けることで、薬物の怖さやそれを断る勇気への認識を深めました。
 6年生は、体育館で薬物の怖さについてお話をしていただいた後に、キャラバンカーに乗り、麻薬などの薬物のレプリカを見て説明を受けたり、たばこの害について学びました。薬物は大切な脳を侵し、一度使うと自分ではやめられないものであること、正しい知識を知ることで、正しい判断のできる力を持つことが大切であるとお話がありました。また、繁華街や、ゲームセンターでの注意事項や、交通ルールを守り事故に遭わないよう気をつけることなど、夏休みの過ごし方についてもお話をしていただきました。自分自身が強い心を持っていることが大切なのだという意識を児童たちは改めて感じたようです。

スカラーホールにて

薬物乱用防止キャラバンカー

 休日は、エコクラブ!

 「環境問題の今日的課題を明確に理解し、自ら進んで取り組もう。」そのような思いで始まりました東エコクラブは、平成10年に発足しました。今年度で15年目になります。対象は4年生以上ですが、部活動とは位置づけが異なり、主に土曜日・日曜日に行う任意の活動です。
 自然の大切さを理解するのに、机上の論理だけではなかなか身に付きません。児童たちには、自然の大切さを「自らの体験・経験」によって理解し、感じて欲しいと思います。そのため、休日を利用して「自然体験」や「環境イベントへの参加」、「自然観察会」などを積極的に行っています。本年度は既に8つの活動を行いました。
 保護者の皆様の参加も大歓迎の活動です。7月に行った川井キャンプ場自然体験では、実に多くの保護者の皆様のご協力をいただき、本当に楽しい一日を過ごすことができました。
 友だちと楽しく自然に親しむ時間を過ごすことが、環境問題に取り組む第一歩です。小学校ホームページに「東エコクラブ」のページがありますので、まだ見たことがない方は是非一度、のぞいてみてください。

 次のページへ(中学校)