武蔵野東学園広報 第47号    平成28年(2016年)3月9日発行

 『東だより』トップページへ    学園トップページへ

幼稚園

 地域の皆様! ようこそ いらっしゃいました

こま 上手く回ったね

 幼稚園は武蔵野市の関前地区にあります。地域の方が、園の中がどうなっているのかを、なかなか知る機会がありません。そこで、「地域ふれあいデー」という名称の機会を設けて幼稚園を地域に開いて、ここで過ごしている子どもたちの様子や園舎の雰囲気を目でみて、肌で感じ取っていただいています。本園独自の地域開放事業です。
 今年は1月13日に第一幼稚園に地域の皆様をお招きしました。第一幼稚園での開催は初めてです。武蔵野市の地域は、それぞれのコミュニティセンターを中心とした町会の皆様の交流の場となっています。そこでセンターの役員さんや、関前福祉の会の方々、市議さんなどがお越しくださいました。始めに加藤園長から学園の近況や、幼稚園で今取り組んでいる事についてお伝えして、その後、保育室や園庭で福笑いやこままわしをして、子どもたちと一緒に遊んでいただきました。そして、幼稚園で栽培した大根と白菜の特製お味噌汁を召し上がっていただきました。子どもたちと一緒に食べた味噌汁は格別な味だったようです。
  すてきなすてきな プ レ ゼ ン ト 

 いろいろな事を吸収する幼児期には様々な体験が大切です。幼稚園では年度末を迎えるこの時期に年長組では花育を実施しています。ありがとうの気持ちを伝えたい相手をイメージしながら、フラワーアレンジメントをつくりました。花を贈る喜びを体験する中から豊かな心情を育てているのです。今年は、日本家庭園芸普及協会の皆様にご協力をいただきました。
 卒園を目前に控えた子ども達ですから、「私を育ててくれてありがとう」「お父さんお母さん大好き」という気持ちを胸にして家に持ち帰りました。プレゼントの渡し方も、それぞれが工夫したようです。「涙がでるほど嬉しかったです」「小さな背中に隠して家族が揃った時に渡してくれました」などなど保護者の皆様も、子どもたちから多くの感動をもらったようです。自分の気持ちをお花に託して、身近にいる人たちに伝わっていく体験を通して、人と人とのつながりを大切にする子どもに育っていってほしいと願っています。

綺麗にできたかな

 「先生たちの発表会」は今年も大盛況でした
 よりよい保育実践は、研究と表裏一体です。保育と並行して研究してきたことをまとめることは、保育の視覚化と質の向上につながっていきます。とりわけ教科書のない幼児教育は、「見える化」することが大切で、今年は以下のテーマで研究に取り組みました。
  ・年少 … 画像と記録を活かした保育環境作り
  ・年中 … 生活を彩る、飾る
  ・年長 … 教師の質の向上につながる園内研修
  ・自閉症児クラス
        … ①みんなのなかで力を発揮するために
          ②3年間の文科省委託研究を行って  
 市報にも掲載しましたので、在園保護者のみならず地域の方もお越しくださいました。当日はあいにくの天気でインフルエンザも流行している中でしたが、200組を越える方々がお越しくださいました。特にお父様方からは、幼児教育に対する取り組みと、ご自身の会社での課題とリンクさせながらの感想をいただいたり、先生達のプレゼンテーションも評価していただいたりしました。

熱心に聞いてくださいました

 次のページへ(小学校)