武蔵野東学園広報 第51号    2018年 3月9日発行

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中学校

 ダンス部 全国中高ダンスコンクール 優勝!

 11月23日にメルパルクホールにて開催された、全国中高ダンスコンクールにてダンス部が5年ぶり14回めの優勝を果たしました。
 作品は『無限でdot.~YAYOI KUSAMA:魂の世界~』。草間彌生さんの描く水玉模様に込められた「無限、増殖、反復、集積、永遠…」、そのエネルギーや世界観。それらを踊りで伝えるために、草間さんについて書かれた新聞記事を読むなどの活動も練習の一環として行ってきました。4月から創作をスタートして進化させ続けた作品。テーマの理解や表現はもちろん独創性が高く評価されての結果でした。
 全国から34校の強豪校が集ってのコンクールで、かつ他校は3年生が中心の編成の中、本校は1・2年生も主力として出場した演目での快挙です。3年生の強いリーダーシップのもと、日頃の濃密に行ってきた練習の成果を存分に発揮しました。

 探究科 ~主体的な学び~

 教科の枠をこえた主体的な学びの姿勢を培うために今年度から「探究科」を正課授業におきました。そして11月の2年生の個人研究発表では、「問い」の設定から「答え」の構築まで、仮説・実証・分析・批評・検証を重ねていくという教科のねらいをよく理解し、それぞれが優れた成果物を残すことができました。校内での審査を行い、下記の通り優秀賞と佳作を決定しました。また、秋の学園祭において代表者によるプレゼンテーションを行いましたが、12月にも優秀賞と佳作入賞生徒の校内プレゼンテーションの機会を設けました。
 1年生も、ゼミで思考方法を学ぶ「基礎」期間を終了し、いよいよ個人探究をスタートさせます。まずはオリジナルの「問い」の設定にじっくりと取り組んでいます。興味のタネを検証可能な「問い」へと昇華させて、各自が主体的に臨んでほしいと思います。

 2017年度 高校入試 合格状況

 15歳という心身ともに成長した時期に、将来を見通し、自分の可能性を追求する受験の機会は、生徒を大きく成長させます。近年の高校受験は、学力伸長を重視して都立の進学指導重点校の人気は高く、そして都立の推薦入試ではリーダーシップやプレゼンテーション能力が評価される面接や集団討論が取り入れられています。学力のみならず、行事の企画や運営、部活動での活躍、生命科などで考えてきたことを話すなど中学時代の諸活動を総合しての選考は、本校の生徒が得意とするところです。
 進学指導をカリキュラムの一環に位置付け、校内指導だけで受験に対応する十分な態勢のもとで、今年も将来の目標に照らしてそれぞれが合格を勝ち取り、進路を決めました。

2017年度(33期生) 高校入試合格状況
 〔国立〕 筑波大附属
 〔都立〕 日比谷(2名)、国立(2名)、八王子東、
       駒場(2名)、武蔵、国際(2名)      
 〔私立〕 慶應義塾、慶應義塾志木、
       国際基督教大学(2名)、桐朋(2名)、
       豊島岡女子、明治大学付属明治、
       立教新座(2名)、  
       中央大学杉並(2名)、中央大学附属 他

優秀賞

佳作

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