武蔵野東学園広報 第7号 【オンライン版】    平成13年(2001年)7月18日発行

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学 園 総 合

「卒園式&卒業式」

 毎学期末に発行される「東だより」。ちょうど狭間になってしまうので今まで記事にはなりませんでした。でも、どの園校にとっても一、二を争うようなとても大事なセレモニーです。
 少し時季はずれの感はありますが、今回は各園校の様子をちょっとご報告しておきたいと思います。

 学園で一番早い卒業式は武蔵野東技能高等専修学校です。(といっても一般の高等学校と比べればむしろ遅いぐらいですが)3月10日の卒業式では卒業生徒数70名。TBS「ニュースの森」の取材も入り、かなりの緊張感。特に過去全くといっていいほど学校に行けない時期のあった生徒が、三ヶ年皆勤の学園賞を自信を持って受け取る姿には会場全体が感動したのではないかと思います。

 二番手は幼稚園。3月11日の日曜日が卒園式でした。212名の卒園で幼稚園の卒園児は8555名にもなりました。そういえば高等専修学校は10日、小学校は18日、中学校は20日と毎年ほぼ卒業式の日程は固定されているのになぜ幼稚園だけは年によって違うのでしょう?小さなお子さんの初めての集団教育の場からの巣立ちをご家族皆で祝っていただくため、特別に土曜日または日曜日の日程をとれるよう、上級学校が協力しているからなんですね。ちなみに今年度の卒園式は3月16日です。

 小学校は3月18日。小学校が本館で卒業式を行うのは12年度が最後で、本年度からは卒業式も慣れ親しんだ小学校の体育館で行うことになっています。102名の卒業生のうち60名は武蔵野東中学校へ、42名は他の私立や公立中学校へと巣立っていきました。野田学園長も小学校長としては最後の卒業式になりました。

 最後を飾るのは中学校。卒業生74名のうち56名が私立学校へ進学し、18名は公立学校や海外校などへ羽ばたいていきました。私立では、慶應義塾女子・早稲田大学高等学院をはじめ難関校にも多数合格。公立では西に2名、武蔵に3名など、活発な部活等の学校生活と学業を立派に両立させたすばらしい結果を残してくれました。これから続く後輩たちへの目標にもなる学年だったのではないでしょうか。

 

 入園入学式や歓迎会の様子については、4月27日の連合後援会だより第7号で詳しく取り上げて下さっていましたのでご参照下さればと思います。ともあれ幼稚園221名、小学校93名、中学校90名、高等専修学校61名、計465名の新入園児・児童・生徒に、さらに転入園児・児童・生徒をも加え今年度をスタートさせ今日に至っています。
 めまぐるしく連続する卒園卒業から入園入学の約一か月。「心を込めて育てた子どもたちとの別れは悲しい。でも次の出会いがあるからまたがんばれる。」と、卒業シーズンによくおっしゃっておられた北原キヨ先生の言葉が思い出されます。

 

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