武蔵野東学園広報 第8号 【オンライン版】    平成13年(2001年)12月19日発行

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幼 稚 園

心温まる 園まつり   美味しかったさつまいも

 5月下旬にバスの先生方が植えたさつまいもの苗が、5ヶ月が経って大きなおいもになりました。10月22日は楽しみにしていたおいも掘り。秋晴れで最高のおいも掘り日和となりました。今年も技能高等専修学校のお兄さんやお姉さんが手伝いに来てくれて一緒に大きなおいもを掘り起こしました。「やった、こんなに大きいよ」泥まみれになった顔には、収穫の喜びでいっぱいでした。 
  家に持ち帰ったおいもは、お母様の得意の料理で美味しく食べたことでしょう。翌日はおいもの話で持ちきりでした。「焼きいもにして食べたよ」「天ぷらにして食べた」などの感想が聞かれました。秋を感じる楽しい行事でした。

  卒園児が幼稚園に

 東中学校の生徒との交流は、学園祭や幼稚園だよりで保護者の皆様にお伝えしていますが、この度は、地域の公立小学校(市立第五小)6年生の児童29名(卒園児2名含む)が、「総合的な学習の時間」における体験学習として11月から12月にかけて、3回の実習をしました。
 卒園児は、幼稚園時代の思い出をそれぞれ語ってくれるだけでなく、保育室見学中にも、当時の受け持ちの担任の先生に向かって「先生、先生」と声をかけたり、「この部屋は何組だったんだ」など当時のことを思い浮かべていました。卒園児が遊びに来てくれるのは私たちにとってもたいへん嬉しいことです。

  第37回学園祭の2日目はあいにくの天候にも関わらず多くの方がお越し下さいました。そんな中でボランティアの保護者の皆様が雨の中でも子どもたちのために頑張って下さいました。その姿を見ながら本当にありがたいなと思いました。幼稚園も保護者の皆様に支えられているんだなと感じられた園まつりでもありました。また、今年は交通安全のキャンペーンでもおなじみの警視庁のマスコットであるピーポ君が幼稚園の交通安全協会部の皆様の依頼に答えて来園してくれて、園まつりをさらに盛り上げてくれました。ピーポ君が登場すると「かわいい、かわいい」の言葉が連呼されるほど。あっという間に回りは黒山の人だかりになりました。       
 催し物は劇団ピッカリ座の人形劇でした。年少クラスと保育治療クラスは「3匹のこぶた」を。年中と年長クラスは「ピーターパン」をそれぞれの年齢に合わせた公演をしていただきました。子どもたちも大きな笑い声や声援が飛ぶほど楽しい一時となりました。


ピーポ君は人気者でした


年少のお友達の作品です

園まつり前にはこんな事も
    「子どもたちから近隣の方へ」

 普段から「近隣の方々からも愛される幼稚園でありたい」との願いをもって保育をしていますが、園まつりでは声の大きさや来客数の多さから近隣の方には迷惑をかけてしまいがちな時期です。
 そこで年長組では、クラス毎に子どもたちが手作りの招待状を作って、毎年、まわりの家々に挨拶に伺っています。子どもたちが「10日に園まつりがあるので、遊びにきて下さい」と話すと、近所の方からは「ありがとう、いつも楽しみにしています」と返事をして下さるそうで、それで子どもたちの緊張もとけるようです。子どもたちからは「ドキドキしちゃったよ先生」と。大切な役をはたした満足感と共にその心情が伝わってきます。


近隣の方にお渡しした招待状


卒園した児童と一緒に
(右の記事に関連)

 

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