武蔵野東学園広報 第9号 【オンライン版】    平成14年(2002年)3月8日発行

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学 園 総 合

第37回 幼稚園
第25回 小学校・中学校発表会
(府中の森芸術劇場ドリームホール)

◎幼稚園 2月2日(土)

 光溢れるオープニングから全園児でのフィナーレまでの 3時間があっという間にすぎて行きました。舞台に立った子どもたちは皆が主役です。終演後の紅潮した顔にいつも以上の輝きを感じたのは私だけではないと思います。華やかな舞台が多くの方々に支えられていることはご承知のことと思いますが、東小学校の先生方が会場はもとより裏方でも支えてくれていたことはお気づきでしたか?音楽の部では怪我をして歩けない園児を三人の男の先生が背負って支えて椅子を運び舞台へと連れていってくれました。また、園児係として世話をしてくれた先生たちや大道具で汗を流していた先生もいます。やさしい小学校の先生たちのことも心の片隅に残してくれていたら嬉しいと思います。

◎小・中学校 2月16日(土)

 今までの普門館から府中の森に会場を移しての初めての発表会。注意事項等を保護者の方が守って下さったおかげで順調に進行できました。
 子どもたちの進行や開閉会の挨拶、どれをとっても自信に満ちたすばらしいものでした。外部のご来賓からは「どうしてあんなに長い歌詞や動きを覚えられるのだろう。」「まるでプロの劇団のようね。」と多くの驚きの声が聞かれました。また、たとえば全員が跳び箱を跳ぶ、一輪車に乗るといった一見何気なく演じられていることの裏には日々の努力の積み重ねと一言では片付けられないような大変な苦労があったことでしょう。
 「大人だって目標もなしに頑張るのは難しい。行事を一つの標として努力していく中で子どもたちの力は最大限に開かれていく。」発表会を立体学習(机上だけに終わらない総合的な学習)のまとめと位置づけられた創立の母北原キヨ先生の言葉が今に生き続ける発表会ではなかったでしょうか? (山本)

高等専修学校
交流授業一段と充実

 高等専修学校では、以前から積極的に他校との交流を行っていますが、今年度は、5回の交流授業を行いました。
 まず9月25日(火)・26日(水)の2日間にわたり、神奈川総合高等学校の生徒18名が来校し、専門実技を中心に交流授業を行いました。
 次に12月13日(木)、大竹高等家政学校の3年生16名が来校し、「フエルト作り」や「調理(酢豚とかき玉汁)」などの実習を通して交流を深めました。
 1月18日(金)には聖心インターナショナルスクールの生徒10名が来校して、「For World Peace」をテーマにアートスケープ2002年の看板とモビールを共同で制作しました。日本文化を知ってもらおうと茶会も開きました。2月1日(金)のジャパンタイムスには、この美術交流と武蔵野東学園の教育やアートスケープについての記事が掲載されました。
 2月8日(金)には本校の生徒8名が聖心インターナショナルスクールにおじゃましてコンピュータグラフィックスを駆使した映像作品に挑戦しました。積極的に英語をつかい、インターナショナルスクールならではの異文化を体験しました。一方、被服科の生徒16名は、大竹高等家政学校で行われた針供養に参列しました。初めて参加した一年生は、厳粛な式だけにずいぶん緊張したようでしたが「針供養の意味がよくわかった。来年も是非参加したい。」と感想を述べていました。
 このように高等専修学校である本校が、普段接することの少ない高等学校やインターナショナルスクールなどと交流授業を行うことにより新鮮な刺激を受けると同時に多くのことを学ぶことができるのです。また、単独では絶対にできない伝統的な儀式に参加したり、貴重な体験ができるのです。

 

 

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