武蔵野東学園広報 特別号 【オンライン版】    平成15年(2003年)9月12日発行

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取材を通して

  NHK取材スタッフからのメッセージ
武蔵野東技能高等専修学校 〜清水校長先生はじめ皆様へ〜

一年間にわたる取材へのご協力、本当にありがとうございました。
高倉・廣田・石井の3名を最後まで快く受け入れていただきました事に、心から感謝を申し上げます。
放送のほうは、視聴者の方たちから大変な好評を頂いております。

  「今の時代に、あのような学校があるんだと救われる思いがした」
  「先生たちの表情が輝いているから子どもたちも輝けるんだ」
  「自閉症児の親として前向きな気持ちになれた」… など

本当に沢山の感想が寄せられました。これも全て、私どもを信じて全ての学校生活への撮影を許可していただきました先生方と保護者の皆様のお陰だと思っています。スタッフ一同、心から感謝申し上げます。
もうすぐ夏休みですね。私の方は放送後、抜け殻のように何もやる気が起きませんが、事務処理と別の仕事に追われ、一日も休む時間を貰えておりません。時間がとれましたら、是非また学校の方へお邪魔したいと思います。よろしくお願いいたします。
 取り急ぎ、お礼まで。ありがとうございました。         
                                             NHKスペシャルこどもプロ 
                                             ディレクター 高倉基也

今回のロケは、校長先生、教頭先生、そして各学年の先生方、学校の関係者の方々のご協力なしには、達成できなかったことです。長きに渡りほんとうにありがとうございました。
校長先生がインタビューでおっしゃっていた言葉、
「知的障害児の幸せとは、彼らに対する社会的な認知度が高くなること」という言葉が思い出されます。
今回の放送が少しでもお役に立てたのなら嬉しい限りです。日本の全ての子供達に学校生活で思いやりの気持ちが芽生えたなら、今の日本はきっと変わっていたでしょうね。   音声スタッフ  石井和友

  NHKの取材を通して

 平成14年4月よりNHKの取材が本格的に始まった。取材対象の一人は、中学時代不登校で、学校では一切口を開くことのない女子生徒。 当然のことながらカメラを嫌い取材は思うように進まない。ある日、ディレクターの方から、「本当にこの生徒は話せるようになると思いますか」 との質問を受けた。
正直なところ、自信はあまりなかったが、話せるようにしてあげたいと強く感じていた。「絶対に話せるようになる」 と確信したのは、スピーチコンテストの練習の時だった。彼女が初めて級友たちの前で話をする姿が涙でぼやけた。
 スピーチコンテスト当日、静まり返った講堂で緊張しながらも自分の気持ちを堂々と話すことができた彼女。大きな一歩を踏み出すことができた。「こころの二人三脚」 は生徒と教師にも言えることだろう。
                                                                                          (高等専修学校 小林恒雄)

  学園からのお知らせ
 学園債へのご協力依頼について
 本学園では、一昨年4月より第二次利付学園債(3年満期)を募集して参りましたが、これまでに多くの皆様からのご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 武蔵野東学園学園債は3年満期で、利率は年1・46%です。 今回改めて第三次募集を行います。保護者のご紹介があれば保護者以外の方からのお申し込みも 受け付けております。親戚知人等にもお声をかけていただければ幸いです。                        武蔵野東学園 事務局

 武蔵野東学園 創立40周年記念募金事業へのご協力依頼について
 本学園は創立40周年記念事業に係わる募金活動を行っています。 
既にその一部は、園児・児童・生徒のための教育環境の向上に生かされております。
「21世紀に輝く武蔵野東学園であるために」、皆様にはなお一層のご理解とご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。                           創立40周年記念事業募金委員会

 

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