Questions & Answers 武蔵野東学園
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武蔵野東学園 QアンドA

武蔵野東学園の創立者は?

自閉児の教育をはじめたのはいつから?

現在の園児・児童・生徒数は?

教育の特色は?

「混合教育」とは?

混合教育の効果は?

インテグレーションをはじめる時期は?

「生活療法」 とは?

生活療法の3つの重要な柱(3本柱)とは?

包括的なアプローチとは?

子どもの成長の評価はどのようにしていきますか?

「生活療法」による一貫教育の成果は?

何歳から受け入れているのですか?

卒業後の関係はどのようになっていますか?

 

自閉児と生きる QアンドA

自閉児と診断されたら?

保護者の接し方は?

家庭環境の整備は?

家庭での教育のポイントは?

家庭生活を送る上で必要なことは?

具体的に家庭においてどのようなことをすればよいですか?

困った行動への対処は?

コミュニケーションの伸ばし方は?

 

武蔵野東学園 QアンドA

武蔵野東学園の創立者は?

武蔵野東学園の創立者は、北原勝平・北原キヨです。

学園の教育すべてを創出した北原キヨは、教育に身をささげ尽くして、平成元年1月に急逝(63歳)。そして、平成7年4月には、北原キヨの夫でありよき理解者であった北原勝平が逝去しました。創立者の遺志を受け継いだ教職員は、この教育をさらに発展させるべく日々実践、研究に取り組んでいます。

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自閉児の教育をはじめたのはいつから?

武蔵野東学園は、幼稚園開園(1964年)から小学校(1977年)・中学校(1983年)・高等専修学校(1986年)・ボストン東スクール(1987年、別法人アメリカ合衆国マサチューセッツ)と順番に設立されました。当初は、ごく普通の幼稚園としてスタートしましたが、志願者の中にたまたま自閉症の子がおり、その子どもを受け入れたことがきっかけで自閉児教育がスタートしました。そして、自閉症の子どもを受け入れ、しかも教育効果も上がっているということから全国から志願者が集まるようになり、現在にいたっています。

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現在の園児・児童・生徒数は?

全体で、1710名、内自閉児は439名で全体の26%(2005年5月現在)を占めます。

 

教育の特色は?

武蔵野東学園の最大の特色は、健常児と数多くの自閉児がともに学ぶ『混合教育』と、自閉児の自立を促進する『生活療法』です。

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「混合教育」とは?

自閉児と健常児が同じ環境の中で学び、相互に影響し合い、ともに成長していくシステムを武蔵野東学園では『混合教育』と呼びます。

 

混合教育の効果は?

自閉児は健常児による活気に満ちた刺激をうけ成長していきます。健常児は、なかまとしてともに学ぶ生活の中から、多様性を受け入れる心、友愛の心、生きた福祉の心を自然に学ぶとともに、自閉児のひたむきに努力する姿を見て、努力の大切さも学んでいます。教師も、同年齢の健常児の発達を視野に入れ、自閉児の指導目標を見つめることができます。

今日最も注目されているインクルージョンの先駆的試みが創立当初から始まり、現在も発展し続けています。

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インテグレーションをはじめる時期は?

いきなり自閉児を通常の学級の中に入れても教育効果は上がりません。ですから、まず自閉児は小集団の中で生活の基本を身につけ、集団適応力が育つように支援します。また同時に、混合の母体である通常の学級集団の育成が充分になされることが必要です。健常児の集団が教育的に健全で、心豊かな強い集団の活気の余波が自閉児に好ましい刺激を与えます。

 

「生活療法」とは?

「子どもの日々の様子や活動を通して、個々の子どもの個性を深く理解し、その成長の落ち込み部分を毎日の生活の中で綿密な計画のもとトレーニングし、子ども自身の力で障害を乗り越えさせ、社会に自立させようとする方法」です。健常児の発達を視野に入れ、集団での刺激を活用した教育を通して、「体力づくり」「心づくり」「知的開発」の3つを重要な柱として包括的なアプローチを行っていきます。生活療法は、子どもの障害にのみに着目するのではなく、人としての全体像をとらえた上で、子どもと親と教師との強い信頼関係のもとで積極的に働きかけを行う包括的な教育法です。

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生活療法の3つの重要な柱(3本柱)とは?

体力づくり

遊びや体育によって強く健康な体をつくり、年齢相応の体力をつけることをねらいとしています。同時に、体を使い気を働かせることによってエネルギーを発散し、情緒的な安定をはかり耐える力を養うとともに、生活リズムを調整していくのもねらいの一つです。適度に運動し、たくさん活動して疲れれば、子どもはぐっすり眠ることができます。ぐっすり眠ればはっきり目覚め、周りの刺激を吸収しやすくなります。これは、学習を受け入れる基盤にもつながります。また、体育指導などによって集団への適応力、ひいては社会性も身についていきます。

心づくり

ききわけを育て自発性を培うことがねらいです。自閉児は、しばしば興味関心が狭く一つのパターンに固執する傾向があるため、生活体験も限られてしまいます。集団の中で刺激をうけ様々な体験を積み重ねていけば、徐々に周囲に心が動くようになります。まわりを意識するようになると、何が期待されているのか理解できるようになり、生活習慣も身についてきます。自分でできることが増えてくれば自信や意欲が生まれ、自発性が育ち、コミュニケーションや言語の成長にもつながっていきます。

知的開発

体力がつき、情緒的にも安定し、生活習慣も身についてきたら、さらに全体的な成長を促すために知的開発の指導を行います。知的開発においては、子どもの興味や関心の偏りをただし、知的能力を引き出し、健常児により近い感覚や能力を身につけさせることをねらいとします。この指導の前段階として、まず視線集中トレーニングによって集中力をつけ、保護者や先生の指示が理解できるようにしていきます。体育や音楽を通して模倣力を養い、知的開発トレーニングを進めることによって、知的な能力を引き出し、教科学習へつなげていきます。

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包括的なアプローチとは?

子どもの成長の落ち込み部分だけに着目せず、相関するあらゆる面を考慮して子どもの全体像をとらえ、できるだけバランスの取れた全体的な発達に導いていきます。

「生活療法」では、「生活の幅」を広げることを重視し、偏狭でパターン化しがちな生活からの脱却を支援し、上記の3本柱にポイントを置いて多くの体験や刺激を与えていきます。このことが子どもの成長を促します。

また、落ち込み部分に日々積極的に働きかけて、成長を支援していくと同時に、得意な部分や興味のある事柄を利用して、落ち込み部分以外の面での成長を導いていくということも行います。

言語の指導だからといって言葉のトレーニングに終始せず、例えばジョギングなどの体育活動や生活技術のトレーニングなどを行い、「生活の幅」を広げていきます。一見、関係のないことのように思えるかもしれませんが、結果的に言語の発達に結びついてくるのです。

例えていうならば「木を見て森を見ない」のではなく、「1本1本の木を見た上で、森も見る」そしてそれぞれの木の生長を促しながら、森全体の生長を支援していくということです。

 

子どもの成長の評価はどのようにしていきますか?

保護者や教師が子どもの能力や特性をしっかりと把握した上で、目標設定をし、その目標に即した指導を行って、到達度を評価していきます。このシステムを『AGEシステム』といい、このシステムをサポートするために『AGEシステム段階目標』があります。

この『AGEシステム段階目標』を使用し、目標設定を行い、協力して目標到達を支援していきます。その到達度の評価を学期ごとに保護者と話し合いながら行っています。

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「生活療法」による一貫教育の成果は?

平成11年度(2000年3月卒業)までに高等専修学校を卒業した331名、そのうち企業就労は177名(53%)、作業所当の福祉就労は108名(33%)、専門学校等の上級校への進学者36名(11%)。教育が困難であるといわれている自閉児ですが、幼児期の身辺自立から始まりそして生活自立へ、さらに社会自立へと至る「生活療法」による一貫教育の成果は、この数値からもわかると思います。

 

何歳から受け入れているのですか。

創立当初より、早期教育が重要であると考えていますので、年少(3歳)年齢から受け入れています。

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卒業後の関係はどのようになっていますか。

本学園では、「就労後にこそ気を配らなければならない」という信念を貫いてきました。そのために、高等専修学校には、進路指導部(ジョブコーチ)が3名おります。

その業務は、

「高等専修学校の2、3年次の現場実習先の開拓」

「現場実習時の現場と家庭のパイプ役」

「実習生へのマンツーマンによる現場での援助」

「就労後の卒業生の定着援助」他、

学園内の自閉児の保護者に対する情報提供等も行っています。

本学園では「卒業しても一生の付き合いである」と考えています。その主たる要因は、本学園は私立学校ですので、職員の異動が少なく、継続的に職場とのやり取りができるということです。何年月日が流れようとも職場、家庭、ジョブコーチの関係は、学園が存続する限り変わりません。

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自閉児と生きる QアンドA

自閉児と診断されたら?

第一に、この子をどのように育てたら幸せになれるかを考え、人間観、人生観を改めて見つめ直し、保護者はしっかりとした信念を持って、強くならなければなりません。そして、保護者も子どもも孤立して頑張ってもどうにもなりませんから、積極的に仲間を求め、情報交換や体験の交流を持つことだと思います。

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保護者の接し方は?

この子が不憫でならないという保護者の近視眼的な感情を捨てて、いわゆる普通の親子として接することだと思います。

  言葉がなくても、それに代わる行動面等で親子のコミュニケーションをつけることです。そして、どの子にも大切なことはその子にとっても大切なこととして教え、どの子にとってもいけないことは当然いけないと教える。そして、その表現がはっきりしていて、育児方針や態度に一貫性があり徹底していることが必要です。親の迷い、感情の波は子どもにとって良い影響はありません。

 

家庭環境の整備は?

家庭環境の整備には物的整備人的整備の両方があります。

人的整備は、父母の愛情を中心に家族全体がその子を理解する環境でなければなりません。また、自閉児自身に役割を与え居場所を作ってやるとともに、子どもが3人いれば保護者の愛情は3人に平等に与えます。さらに、家庭内のルールを協力・実践できる環境づくりが大切です。

物的整備は、各部屋の中を整理整頓しできるだけわかりやすい設定にすることが子どもが小さいうちは必要です。また、遊ぶ場や遊ぶもの、絵本その他のものを年齢相応に整備することが大切です。

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家庭での教育のポイントは?

6つのポイントがあります。

◇第一は、子どもを情緒的に不安にしないこと。

この子たちはまわりの状況に敏感ですので、父母のちょっとした心の行き違いにもすぐ不安になります。したがって、父母や家族の心の安定をはかることが子どもの精神衛生上最も大切です。子どもについて、前向きな話し合いを持つようにすることです。また、価値観の違いを認め合える関係も必要です。

◇第二は、生活のリズムを整えること。

起床の時間や食事の時間、遊ぶ時間などを決め、子どもが規則正しく生活できるようにすることです。 

子どもには、発達の生理的リズムがあります。そのリズムは活動と休息、つまり動・静・動・静の規律をもったものであり、このリズムが子どもの円満な発達を促しています。自閉児は、このリズムが乱れているか、リズムを失っているので、熟睡できなかったり、また起きていてもはっきりさめていないので反応が弱いのです。そこで、はっきり醒めていない状態をはっきり醒まさせるには、体力づくりが効果的です。散歩やマラソンなどによる健脚づくりを基礎とし、数々の運動を取り入れた体力づくりによって、身体を疲れさせ、ぐっすり眠らせます。

◇第三は、内にこもらせない。

戸外であそばせたり、買い物その他に連れて行ったり、つとめて外へ連れ出すことです。体力を発散させることは熟睡のもとになり、生活のリズムにもつながります。またいろいろな体験をすると適応性が徐々に身につきます。

◇第四は、働きかけは簡単明瞭にすること。

小さい声でごちゃごちゃ言われても、子どもは何を言われているかわかりません。そのため、何をどうしたらよいかわかりません。また、「ダメ」を繰り返すよりも「〜しよう」と言いかえたり、どのようにすれば良いのかを明確に示す(またはやり直しをさせる)方が良いでしょう。

◇第五は、繰り返し根気よく教えること。

「自閉症の子ども達に新しいことを教えようとすると初期抵抗が2週間くらいあり、身につくまでに3ヶ月くらいかかる」ということをいう専門家の方もいるように、それくらいの時間が必要であることを覚悟しておけば、むやみに叱ったりすることもなくなります。また、時間はかかるが必ず身につけることができる子ども達ですので、根気よく教えることが大切です。

◇第六は、心地よさ(達成感)の積み重ね

人は誉められれば、また次もやってみようという気持ちになり、それが多くあればあるほど、心地よい体験が多ければ多いほど「生活の幅」は広がります。タイミングよく子どもの気持ちに沿った言葉がかけられる、誉め上手な保護者になるように努めてください。3つ誉めて1つ叱るくらいの気持ちをいつも持っていてほしいと願っています。

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家庭生活を送る上で必要なことは?

早期発見、早期教育が必要であることは承知のことと思います。

子どもが小さいうちは生活のリズムができていないことが多いので、1日のスケジュールを作り、1日がどのように流れていき、どのように過さなくてはいけないのかを知らせていくことが大切です。では、その1日のスケジュールをどのような内容にしていったらよいのかといいますと、子どもたちがこれから生きていく上で必要な技術技能(生きる力)を高めながら体力面・精神面の成長を図っていく内容を含めていくことが大切です。

 

具体的に家庭においてどのようなことをすればよいですか?

以下の要素を1日のスケジュールの中に取り入れ、毎日実行して行きましょう。

生活習慣の確立

「食事」

箸の使えない子どもには手づかみで食べないよう、必ずスプーンやフォークを使用させ、スプーンの使えない子どもには、1つの皿に入っている豆をスプーンですくい、別の皿に移すなどの練習をさせます(箸の練習も同様)。食べ物をこぼしてしまう子どもに対しては、こぼしたものを必ず拾わせるのも大事なことです。

偏食がある場合は、家族と協力して少しずつ取り除いていきます。嫌いな食べ物に好きなものを混ぜたり、スープなどにしたりして味に慣れさせていきます。

食べながら歩いてしまう子どもには、始めと終わりのあいさつをしてからなら立ってもよいことを約束し徹底します。はじめは、短い時間でしょうが、徐々に時間を延ばしていくと、レストランなどでも保護者がゆっくり食事ができるようになります。

食事は、本来一家団欒の場でもありますので、指導ばかりになりすぎないことも大切です。今、何が一番克服してもらいたいことなのかを見失わず、ポイントを絞っていくことです。

「排泄」

排泄が自立していない子どもは、定時排尿から始めていくと良いと思います。そして、トイレで用を足すようにすることが大切です。

トイレの空間が嫌いな子どもには、トイレの中で好きな音楽をかけたりするのも良いと思います。

男子がズボンを下げて排尿するのは、大きくなると不自然ですので、徐々にファスナーを使うようにさせて行きましょう。どうしても下げてしまう場合は、ベルトやつりバンドなどを利用すると良いでしょう。

「衣服の着脱」

着やすい洋服(ボタンやファスナーがないもの)からはじめます。一人でできることが目的ですので、できるだけ手を出さず自力でできるように全面的な援助から部分援助、言葉がけ、援助なしというように進めていきます。ボタンの技術は、大きいものからだんだん小さくしていくことです。

お手伝い

家庭の中に役割があることは、家庭の中に居場所があるということです。

お手伝いには、2つのものがあると思います。1つは、毎日決まった仕事を何も言われなくてもやるいわゆる学校の係り活動のようなものです。もう1つは、言われたらすぐに実行するお手伝いです。例えば、「スプーン持ってきて」「これ畳んで」などです。めざすところは、家事のほとんどが社会に出るまでにできることだと思います。場面場面でポイントを絞って少しずつ取り組ませていくことです。

お手伝いは、自分のことだけをやるわけではなく、人への奉仕という要素も含まれています。家族やその他の人のために行うことで、お礼を言われたり、誉められたりして心地よさが積み重ねられることは、本人の成長にとってとてもよい効果を示します。

運動

運動には、器具を使うものと使わないものがあります。

自転車は遊びとしても行動範囲を広げるという意味からも是非チャレンジさせたい器具です。また、ローラースケートは、アイススケートやスキーにもつながり冬のレジャーとしても良いのではないかと思います。

器具を使わないマラソン・山登りなどは、生活のリズムの調整に役立ちます。また、忍耐力をつけ、体力を向上させることにも効果があります(膝を上げることにより、脳の活性化にもつながっていきます。自転車もペダルをこぐことで同様の効果があります)。さらに、自閉症の子どもに運動させるとぎこちないとよく言われます。そこで、小さい内からの運動は、ぎこちなさを改善していきます。

学習

机に座って落ち着いて物事に取り組むことは、物事をより吸収しやすい状態にするということです。ただ座ればよいというのではなく、そこに楽しい課題があることが必要になります。そのために、興味のあること、好きなことから始めていくと良いと思います。「好きなこと→ちょっと苦手なこと→好きなこと→ちょっと苦手なこと→好きなこと」というようにやっていくと学習が苦痛でいやになることがないでしょう。学習内容は、まず名詞をたくさん覚えること(カードなど使用)、次に動作を表す言葉(例:走る・歌う・くださいなど)を覚えていくと、2語文の言葉につながっていきます。同時に数字なども行うと良いと思います。

遊び

ただ漠然と見守っているだけでは、決して機能的に遊べるようにはなりません。やはり一緒に遊んであげて、遊び方・遊具の使い方を教えてやることが一番の方法です。

自閉児は、健常児が2歳頃までに身につける象徴機能(ごっこ遊びなど)がなかなか身につきません。遊びを通して象徴機能を高めていくことも必要です。

余暇という観点から見ると、両親の趣味に巻き込んでいくと将来的には、お互いを認め合いながら肩のこらない関係作りがなされると考えます。

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困った行動への対処は?

困った行動は、「不安や緊張を避ける」「欲しいものを手に入れるため」「特定の刺激に対する習慣的な反応として」「厭なこと、嫌いなことを避けるため」「周囲の気を引くため」などが多いと言われています。

困った行動に対して、対症療法的になくしていくことも必要ですが、同時に「身辺の自立を促すこと」「適切な行動をたくさん教えておくこと」「コミュニケーションの手段をたくさん教えておくこと」が大切です。

興味・関心の広がり、耐える力や意思伝達能力の向上に伴って多くの困った行動は減少していきます

 

コミュニケーションの伸ばし方は?

子どものすべての行動がコミュニケーションの行動ととらえ促進していきましょう。ということが生活療法のコミュニケーションの考え方です。例えば、指さしでも表現できれば取ってあげて、「下さい」というように促す。コミュニケーションしようという気持ちを高めてあげてから言語につなげていくということです。

言語を獲得させようとする場合、単に言語だけを教えても言葉は出てきません。まずは、基本的な生活習慣を身につけるようにして、生活の自立を養います。自分で自分のことができるようになると自信がつき言語の獲得につながります。生活力をつけ、生きる力がついてくることによって、言語の獲得や広がりが促されるということです。

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