いろいろな個性の友達とかかわり、つながりあうことが心地よく、みんなそれぞれ違うことがすてきであると、感じる子どもを育みます。
よいことやいけないことなどの道徳的な価値観や「すごい」「すてき」「いいね」など、良さを受け止める柔軟な感性、「照れずに自分の力を出し切る」というまっすぐな心、そして、自ら四季折々の暮らしを楽しみ豊かにしていこうとする感性を育みます。
向上する自分が嬉しくて、学びそのものが楽しいと思える体験を通して、興味が継続し、夢中や熱中が持続していくことを大事にしています。
最後までやり遂げる体験は、自信と意欲につながります。
社会はいろいろな個性や文化の集合体であり、さらに多様化し、グローバル化していくことでしょう。
その時に問われるのは人としての「生きる力」です。
自己肯定感は人生の土台です。
「ありのままの自分」と「向上する自分」を好きになり、自分に自信がもてる子どもを育みます。
幼児期に大事にしなければならないのは、一人一人の生きる力であり、その中心となる「自分の心」をしっかりと育むことです。
「自分が好き」は「友達が好き」にまっすぐにつながっています。
いろいろな個性のある健常児と自閉症児とが、ともに遊び、生活することを通じて「相手を思いやる気持ち」や「かかわり方を工夫する知恵」が自然と培われていきます。