本園は、子どもたちが幼稚園での生活と遊びを通して、身近な【環境】に出会い、主体的にかかわりながら必要な体験を重ねて、よりよく成長していけるようにと願って、明日の保育につながる【環境】づくりをしています。子どもたちを取り巻く幼稚園の【環境】には、「ひと」「こと」「場ともの」があります。ここでは、「場ともの」についてお伝えします。
子どもがワクワクするような雰囲気の中で、様々な素材や道具と出会い、子どもがやりたいことをかなえられるように計画しています。そのために「子ども理解 → ねらい・願い → 振り返り・再構成」のサイクルを大切にして環境を用意しています。図では船づくりの一例を紹介します。
園庭では「自然とかかわる」「科学する」「運動する」ことを通して、必要なことを体験し、学べるように環境を整えています。現状にとどまらず、子どもの遊びの姿を振り返り、よりよい環境づくりを目指しています。
子どもたちが安心して、活動に熱中するための空間のあり方、活動を豊かにするための保育室内の道具や素材のあり方、整理整頓のしやすさなど、子どもの必要感に応じながら環境をつくっていくことを大切にしています。