1414校外学習や日々の生活を通して、お互いへの理解が深まっていきます。初めは慣れないこともありましたが、今では一人ひとりの個性を認めていく気持ちが生まれました。(Sさん)清掃の時間は一緒に行います。 丁寧に作業を行う姿勢は素晴らしいと思います。(Wさん)スポーツ大会では、CDE(自閉症児)クラスとペアを組んで行う競技があります。勝っても負けても、協力し合って一緒にゴール を決めた時には、共に感動 を分かち合いました。(Aさん)健常児クラスと自閉症児クラスはクラスやカリキュラムは別ですが、朝の清掃活動や昼食、休み時間など日常の学校生活を共に送り、行事や校外学習でもチームや班で協力し合います。共に生活することが当たり前の環境で3年間を過ごすことにより、自分とは違う個性を受け入れて一緒に歩む姿勢が育まれていきます。他者を尊重し自己を生かす柔軟な心こそ、これからの時代に欠かせないリーダーの資質といえるでしょう。● 委員長より1〜3年生の混合で編成された3つのチームで優勝を目指すスポーツ大会は、多くの生徒が楽しみにしている行事です。委員会のメンバーはより皆が楽しめるように競技内容を考え、大会を運営しています。生徒会活動は活発で、「新しい発想と創造的精神」と「未来そして世界的規模の問題への意識」をもって活動しています。3年生のリーダーシップのもと、必ずしも前年度を踏襲することなく、新しい活動にチャレンジしています。その他 文化推進委員会による合唱コンクール、スピーチ大会の運営やアクティベーション委員会による縦割り活動の企画、有志によるSDGsプロジェクトの活動などがあります。● 実行委員長より実行委員が中心となって企画を立ち上げ、パンフレット制作(全校生徒アンケート・表紙絵・イメージキャラクター募集)、希望者ステージ、WEBによる発信などを行います。他の委員会とも連携し、学園祭を盛り上げます。スポーツ推進委員によるスポーツ大会、球技大会学園祭実行委員による学園祭生徒自身による行事の運営混合教育混合教育
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