定規で線を引く練習  


直線を引けるように練習しています。

 ラーニングプログラムでは、子どもたちは個々の目標達成をめざして60分の時間いっぱい頑張っています。プログラム後にはフィードバックの時間が10分あり、保護者の方とお子様の発達の状況や課題を共有して、家庭での支援につなげられるようにしています。

 この日の算数では、定規で指定された長さの線を引く練習をしました。一見すると、片手で定規を押さえ、もう一方の手で線を引く動きはそれほど難しくないように見えます。しかし、左右の手で違う動きをするだけでなく、追従眼球運動や視空間認知が求められるので苦戦することもよくあります。

 そこで、定規を押さえる手の位置にテープをつけ目印にしたり、余計な線や柄が入っていない定規を使って目盛りを読みやすくしたりする工夫をして練習しました。徐々に指定された長さの線が引けるようになってきています。
 
 これからも、段階的なステップや効果的なアプローチを考えて支援していきたいと思います。


教育センター  情報ID 81224 番  掲載日時 07/01/2021 Thu, 14:08