中学校増築校舎が完成
学園の40周年記念事業の中でも大規模な事業としてすすめられていた中学校の増改築工事が、昨年12月の着工から約8ヶ月間の工期を要して完了し、この9月より念願であった新教室の使用を開始しました。
1階部分には職員室が移設されました。2階には多目的研修室ができ、生徒の学年集会や視聴覚研修等に使用されていますが、パーテーションで部屋をしきることもでき、ほかにも後援会の活動や保護者の方の研修会、会合にと幅広く機能的に活用されています。3階には従来の2階の音楽室が移設され、最新の音響設備のなかで音楽の授業が行われており、マーチングバンド部の練習場所としてもかかせません。
既存校舎の改築では、1階職員室近くに、生徒が自由に自習し先生にもすぐに質問できる進路自習相談室( 30席用)と応接室兼校長室ができ、運動場側にうつった保健室にはシャワー室がつきました。2階は拡充された図書室がすてきな空間になっています。ぐんと広くなったスペースに書架を増設し、およそ2倍の蔵書能力となったこの新図書室は、ゆたかな気持ちにさせてくれる心地よい空間として生徒に愛用されています。図書室の移設にともなって、2階の東側教室は、英語のグループ学習や習熟度別の授業などで使用する特別教室になり、3階には陶芸専用の教室と美術準備室ができました。
そのほか1階昇降口側に生徒の友愛会室を、さらに昇降口からは運動場に折り返しのスロープをつけてバリアフリーにし、車椅子などでも運動場にでられるようにしました。このたびの記念事業による教育環境の充実ぶりと模様替えされた校舎を、なによりも生徒自身がよろこんでいます。
3階 新音楽室 |
2階 多目的研修室 |
2階 新図書室 |
3階 陶芸室 |
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学園祭で“ロボットの実演”
中学校20周年を記念してCD-ROMを作製
今年度は中学校の20周年を迎えた学園祭( 11/9)でした。特別企画として法政大学工学部工学博士の高島教授(写真左)をお迎えし、ロボットの実演と講演をお願いしました。サクソフォンを演奏するロボット(写真右)や鉄棒で大車輪をするロボット。より人間に近い動きをするロボットらの実演に、思わず中学生も一般の方も拍手喝采。
中学校の20年間の歴史や現在の教育を集約したCD-ROMが完成し、各家庭に配られました。中学校の受付で一般の方々にも1枚200円でお譲りしています。
鉄棒をするロボットと
法政大学工学博士の
高島 俊教授 |
サクソフォン演奏ロボット |
生徒の活躍の様子
ダンス部は第 55回東京都創作ダンスコンクールで優秀賞を受賞、そして第55回中高全国ダンスコンクールにおいて、見事3年ぶり9回目の優勝を果たしました。また、マーチングバンド部は、全日本マーチングバンド・バトントワリング東京大会で見事4回目の金賞を受賞し、関東大会に推薦され、11月9日にさいたまスーパーアリーナで東京都代表として出演し銅賞を受賞しました。
毎日カップ「体力つくりコンテスト」において全国約3,400校の中から厳選され、文部科学大臣賞に並ぶ栄誉ある特別奨励賞を受賞しました。当然ながら東京都の中では1位の記録で一次審査を通過。今年の受賞できわめて稀な3年連続の全国上位入賞を果たしました。
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